9月29日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、最初は上げていたのですが、終わってみればの「おはぎゃー」に近い形で終えました。ダウは下げ、ナスダックはギリギリの上げ。難しい月でしたねって終わり方です。
つなぎ予算、米政府機関の閉鎖を回避できたという事で、サンデーダウが上げていますが、やはり色々と問題は多い米国市場。アップルストアの襲撃や、ターゲットなどの小売企業の苦しい声も目立ち始め、数字だけ見て堅実な経済かといわれると、悩ましいでしょうね。
かと思えば、一部地域では最低自給が3000円以上になったり、今後のアメリカも格差はえげつないことになりそうです。中国ばかりに目を向けさせていますが、アメリカも足元は大変そうで、株価との乖離は起こりそうです。もちろん、株もどこかで影響受けるでしょうから、臨機応変に動けるようにはしておきたいですね。
1週間を週足で振り返ると、結局は小動きになりましたね。行ったり戻ったりで終えましたが、ダウとナスダックでは受ける印象が少し変わります。QQQを見ると、先週の大きな陰線から小動き陽線で、見栄えは良くなった感じ。SPYはまだ時間がかかる印象を受けますね。
10月相場に入ってすぐに上げていくようなチャートには見えませんが、上昇過程の調整という風には見えます。特にテクノロジーのXLKは下のライン耐えたなという印象で、上げたい銘柄がいくつかあるのだろうと思います。
強さを感じさせるのはエネルギーセクターで、原油価格が下げた影響で金曜は落ちましたが、まだトレンド転換とははっきりとは言えないのかなと。ヘルスケアのXLVはまだ時間必要そう、特に苦しそうなのはXLUのユーティリティですかね。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、金曜の動きからナスダックは耐えているので2割残し継続。しかしS&P500は大きく下げて14.7になっているので、ダメージはあったと思います。低いところで上下している銘柄が多いのでしょう。
相場全体として良いチャートのものが少ないので、投資先が無い人も焦る場面ではないでしょう。指数を見てももう少し時間を要しそうで、個人的には早くて10月中盤ですが、こうなると決算も影響受けるので、良い時期で迎えそうです。
なので、そこまでは調整が多いのかなと。機関も決算を見て判断するのではないでしょうか。運命の分かれ道ですね、緊張感がある時の方が、決算は当然重要になりますから、無理して資金を使い切らないのが重要。資金管理の徹底、命大事にで♪