4月20日のアメリカ相場の振り返りと、21に向けた考えを書いていきます。まず振り返りですが、指数はかなりの差を見せました。ダウは+0.71%と上昇しましたが、ナスダックは-1.22%と下落しています。かなり大きな差ですよね。
まさにネットフリックスによる下落、同銘柄は1日にして約-35%と恐怖を植え付けるには十分な下げを見せました。この影響もあってか、取引終了後に決算が予定されていたテスラなども5%近い下げをしました。さすがに、あの動きを見ると強気ではいられませんね。
アップルやマイクロソフトは堅実、アルファベットやメタは下げたほか、エヌビディアは-3.23%とこれも比較的大きな下げとなりました。半導体セクターの動きは、個々で少し変わってますね。エヌビディアやAMDは他よりも下げが厳しい印象です。
旅行関連は一休み、一般消費財やヘルスケアがここにきて久々の復活という感じですかね。ダウが好調だったように、セクター別で見ると比較的上昇している印象です。ナスダックに偏っている場合は、厳しい1日だったかもしれません。
それでは21日のアメリカ相場を考えていきましょう。注目でしたテスラの決算は、数字を見る限り素晴らしいものだったと思います。この記事を書いている現時点でのアフターマーケットの様子ですが、4%近い上昇ですね。
先ほど書いたように、前日は同じくらいの下げだったので、数字的には戻しという事ですが。成長率など含め、いい決算の割には動きが重いなという印象です。まぁあくまでもアフターなので、実際にオープンすれば上昇する可能性は十分ありますが。
ネットフリックスの場合は、押し目買いなどとは思わない方が懸命ですね。かなりの出来高で、個人から機関まで売り放題と思って良いでしょう。そして、機関は1日では売り終わらず、数日にわたって売るので、今が底と思わない方が懸命ですね。
昨年までのような好決算ならとりあえず買われる、そんな相場でもない難しさが今はあるので。ツイートした通り、頭と尻尾はくれてやれで、動きを確かめてから投資していくのでも十分だと思います。焦りは最大のリスク、余裕を持って行動していきましょう♪