この記事では、6月15日のアメリカ相場の振り返りと、16日に向けた考えについて書いていきます。まずは振り返りですが、ダウが1%の上昇、ナスダックは2.5%の上昇となりました。
ここまでの下げを考えれるとこれでも弱いですが、とりあえず心配されていたFOMCが通過し、過去のものとなりました。予想されていた0.75%の利上げという事で、売りよりも買いが多かったかもしれません。
が、ここで1つ忘れてはいけないのが、この利上げは甘くないという事。これまで避けていた0.75%ですし、経済に与える影響は強いです。0.5%でも騒ぎましたからね、これが下手をすると続くと考えれば、株価が軽く上に行くとは考えにくいです。
また、今日はスイスの突然の0.5%の利上げも発表されたようです。欧州などを中心に株が売られそうで、日経も先物下げました。アメリカは単純に下でしたよね、やはり上値は軽くないなと思います。
16日の相場に向けての考えですが、ここも変わらず手出し無用かなと思ってます。まだ早いですよね、上か下かハッキリしない状態で、個人的にはまだ下が強いかなと思います。その中では、当然強気の投資は出来ないなと。
世界同時の株安なので、余計に上値重いですよね。投資家のマインドがかなり弱気というか慎重派なので、株価は上がりにくいです。下手に手を出せば簡単に売られるので、ここは我慢、ぐっとこらえてタイミングを待ちましょう。
ただし、個別の中では悪くない動きもあるので、指数はあくまでも参考に、個別で良いのがあれば少しずつ買い入れていくのもアリかなと。とはいえまだ早い、今週はやはり我慢の1週間になりそうですね。