2月24日の日本株について振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。日経225は1.29%の上昇、しかしマザーズは続落です。日銀の考えが発表され、金融緩和の継続が伝わると、株は買われる方向に。
この状況ですが、マザーズが下げたのは個人的に少し意外でしたが、全体的には買われましたね。下げたのは利上げ期待で買われていた銀行株、一方で上げたのは引き続き船、素材はバラバラで、鉄鋼関連はこの日調整のような動き。
エヌビディアの好決算からの上昇で、日本でも半導体は良かったですね。これらは指数への影響が大きく、上げに寄与したと思います。
銀行が下がれば不動産が上がるという事で、この日は下げすぎていたようなこのセクターも買いなおされています。
さて、アメリカの一部金融界からは日本の銀行株を買う動きや声が聞かれていましたが、この状況をどう考えるかですね。いつまで緩和するのか、発表までは押し目と見て買い続けるのか。
お金の流れを見ると、銀行も含まれますが海運などの動きから配当のいい銘柄が買われている印象ですね。短期トレーダーはどうか、これもトレンドを見ると配当株かもしれません。長期でも短期でも、今のところパッと見は配当株が良さそうに見えます。
個人的には銀行はあまりにも一気に上がった印象ですから、仕方のない調整。船はまだ始まったばかりですが、来週くらいからは少し勢いが落ちても不思議無いのかなという考えです。ただし、安定感はありそうなので安心は出来そうですが。
まだまだアメリカは指標の発表があり、リスクを考えたトレードが多いので強い相場にならず。日本も影響受けると思うので、しばらくは強い動きに期待せず。全体的に、ちょこちょこトレードする感じですね。