この記事では、6月16日のアメリカ相場の振り返りと、17日に向けた考えについて書いていきます。まずは振り返りですが、ダウは2.42%の下落、ナスダックは4.08%の下落と一見すればバーゲン状態に見えるほど下げました。
落ち続けるナイフに突き刺さる支えはあるのか、永遠にも思えるほど長い下落トレンドですが仕方なし。FOMC後の上げも何のその、すぐにそれ以上の下げを見せるあたりはベア相場ですよね。
個別もボロボロで、52週高値を付ける企業もほとんどなし。一方で、安値更新銘柄は知っている有名企業も数多くラインナップ。テスラなんて8%以上の下げ、半導体もボッコボコで売りに売られてます。
今週はSQというのも下落の要因ですが、明るい話題がほとんど無いんですよね。少し上がれば確定が入るほど弱く、上値は重すぎる状態。結局0.75%の利上げはプラスではないので、一瞬上がろうが関係ないのかも。
17日に向けた考えですが、この売られまくりの中で買戻しがあるかどうかが最重要項目でしょう。月曜はアメリカ休みなので、その点からも終わり方は気になりますね。あまり強気には考えられませんが。
現時点では先物は悪くない動きですね。ここ最近はアメリカ時間が始まる時間に近くなればなるほど、売られる弱い動きだったので、今日はマシかなと。とはいえ、昨日の下げを考えると全く強くはないですがw
この日も様子見ですね、キャッシュ比率の高い人は慌てないように。来週の週初めの動きを見て判断しても全く遅くないです。ここまで下げているので、多少の戻しではダメ、強い反応があればようやく、という感じで判断しても良いと思います。
個別では移動平均に支えられているかがカギかも。少なくても200日移動平均を下回っている銘柄は怖いですね、今は多いですが。チャートが整うのを待ちつつ、欲を押さえて我慢した先の成功をイメージして、相場と向かい合ってみましょう♪