7月18日のアメリカ市場ですが、プレからオープン後まで順調な動きを見せていました。が、終わってみればダウは0.69%の下落、ナスダックは0.81%の下落と振るわない結果となりました。
この理由ですが、アメリカで最も影響を与える企業、アップルが関わっています。出てきた情報によると、経済後退の可能性により新規採用を減らすという報道で、これにより不安が発生し株価は下落。損他も巻き込まれる形で下がりました。
アナリストの間では、アップルの今回の決算に不安を持つ人が増えており、その中での出来事だったので不安はさらに大きくなりましたね。アップル1つでこの影響力はさすがですが、マイナス時にも作用されると厄介なものです。
前回の決算では、ウォルマートとターゲットが連続で悪い決算を出し、株価に影響を与えましたが、そういった事がGAFAMの決算で起これば、さらに大きなダメージも覚悟ですね。それを少し織り込んだ動きとなりました。
19日の日経は、3連休明けのスタートという事で無事に上昇。金曜のアメリカの上昇分もありますし、時間外での動きも見た結果かなと思います。ただ、上げの強かった銘柄は、基本的に下がっていたところで、ショートカバーの動きが強いかなと思います。
ここからの動きですが、指数は依然として判断が難しいですが、個別銘柄で見ると良い動きの銘柄がいくつか見えます。その数も増えてきているので、回復はしていると思います。アメリカは今週、そこまで影響ある指数の発表もないので。
そう言う意味では、昨日は油断しましたね。今は決算による動きという事で、注意深く見ていく必要があります。金融系はあまり良くないですから、強気には買いにくいと個人的には思います。決算ギャンブルは避ける、持ち越しも限りなく少なくして挑みたいと思います。