米国株上昇も景気後退は覚悟！アップルやグーグルも採用縮小

22年7月20日のアメリカ相場が終了。ダウは0.15％の上昇、ナスダックは1.58％の上昇と結構な開きがある結果となりました。ここまでナスダックの方が下げていたので納得ですが、景気後退懸念もあるのかなと。

アップルが新規採用を削減という報道が出ただけでなく、今回はアルファベットやマイクロソフトなどでも同じような報道が出ています。フォードなどに関しては、現在の数を減らす方向という事で、これは嫌な材料ですね。

ここまでは、コロナからの復活で新規採用も増えるという展開でしたが。ここに来て巨大ハイテック企業からも景気後退懸念で採用を抑える動きが見られています。金融引き締めが緩むのは良いですが、景気悪化は株にプラスとは、手放しに喜べないでしょう。

それでも株価は上がってますが、やはりナスダックが強いですね。必要以上に下げたという評価もアリ、また景気後退の中でも素晴らしい業績を出してくれることを期待してでしょう。また、景気悪化で今度は逆に緩和も今後あるかもしれませんね。まだ先でしょうが。

日経の動きも似ており、やはりグロース銘柄に買いが入ってますね。20日に目立ったのは半導体で、上位2社が大きく日経平均に影響を与えたと思います。また、ファストリも引き続き好調でした。

21日は先物を見る限りは調整でしょうかね。広く見ればショートカバーにも思えるので、完全復活、強気相場とは言えないでしょう。FOMCが来週ありますが、ここの結果で大きく変わる気もします。

20日の動きから、三ツ星ベルトもイイチャートになったと思います。日本4社とアメリカ4社が現在ウォッチリスト入り。中身は定期的に当サイトやツイッターで紹介しているので、参考になれば幸いです♪