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22/4/6FOMC議事録公開!0.5%利上げ示唆とQT開始を発表

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4月6日のアメリカ相場の振り返りと、7日に向けての考えを書いていきます。まず振り返りですが、連日になりますね、3指数ともそろって下落しました。ただしこの日も下落の具合に差があり、ダウが-0.42%でナスダックは-2.22%と大きく下げました。

この日の注目は当然FOMC議事録でしたが、前日のブレイナード氏の発言通りのタカ派な内容となっていました。3月は戦争を気にして0.25%の利上げだったが、今後は1回以上の0.5%の利上げが必要と多くの人が考えていると。

また、バランスシートの縮小、950億ドルを上限に行っていくと発表されました。インフレ問題はやはり厳しそうですね、かなり強気な動きと見てイイでしょう。ただし、これはロシアの戦争が無ければ3月に想定されていた事ですからね。

事実多くの理事が3月に0.5%の利上げを支持していたみたいなので、今後は特に緩める理由はないでしょうね。これらを受けてナスダックがやはり強い下げ、連日ですからね厳しい状況と見てイイでしょう。

上昇したセクターはかなり分かりやすく、エネルギー関連や一般消費財、そしてヘルスケアですね。これらは金利上昇局面では強いと言われるセクターですから、お手本のような動きと言えそうですね。

後は公共事業関連、これも一応はエネルギー関連が多いですが強い動きでした。高値更新銘柄にも、この日は多く登場しており週足で見ても順調に株価あげている銘柄が多いです。なので金利を見つつ、お手本通り動けば、少なくても指数よりは良い結果になりそう。

7日のアメリカ相場に向けた考えですが。半導体関連などは当然のごとく厳しく売られていますし、遠くないうちにショートカバーもありそうですが、厳し目に見て判断しても良い状況でしょうね。

やはり今回の議事録を見ても、ナスダックの中でもハイテク関連には好材料はほとんど見られません。今は戦争前の状況に戻ったと言えそうですね。再びインフレ問題に戻ってきたと言っていいでしょう。

QQQやSYPを見ると6日は出来高も伴っているのが1番気になってしまいます。ここ数日とは違い、これは強い売りだったと思うので投資欲の強い人は、一旦ハイテクから逃げて先ほど書いたようなセクターへの投資も検討した方が良さそうです。

昨年のような強い相場なら、下がったら買いですけどね。今年は議事録からも分かる通り、相場としては環境が良いとは言えないので。お金の流れに素直に乗っても良いのかなと、個人的にはそう思うところです。

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