8月22日のアメリカ相場ですが、ダウが1.91%の下落、ナスダックは大きく2.55%の下落となりました。長期金利が上昇しており、ジャクソンホールに向けた売りになっていますよね。材料としてはこの会議がもっとも大きそうです。
以前から当サイトでも記事にしていますが、世界の動向がわかるイベントなだけに、その前には株が売られるのは当然として考えています。なので個人的には、持っている銘柄は無理に売らないですし、チャートで買えそうなら投資してきました。
下げの弱いセクターはエネルギーやヘルスケア、公共事業と言った金利上昇でも売られにくい分野であり、やはり今年の流れが継続していますね。先週まではハイテクの回復も見られましたが、ここで一服。
アップルも2%以上売られ、決算を前にエヌビディアも4%以上の売りとなりました。決算良かったアマゾンも一服、天然ガス関連は価格上昇と共に買われる動きも見られます。前日大きく上げたオキシデンタルは調整なのか3%ほどの下落でした。
23日の日経ですが、日本に限らず世界で売られているので下げは仕方ないですね。株が最も売られるのは、不安からくるもので、先が読めない時になります。たとえ悪い材料が出ても、理解されていれば大きな下げにはなりません。
今回はインフレと景気後退、つまりリセッションのどちらを警戒すればいいか判断が難しいという点で、先が読みにくく、売られているものと思います。パウエル氏の発言も噂は出てますが、あくまで憶測であり読みにくい。条件としては株が売られるものです。
ただし、このような状況でも淡々と株価が上がっている銘柄もあり、例えば以前保有していた$CPRXなどが良いですね。自分が現時点で持つ$COGT $CEIX なども悪くないです。
環境が良くなるまで待つというのも戦略的には十分ありですし、投資金を少なくしてリスクを減らしながら強い銘柄を探していくのもアリです。投資に正解はなく、儲かれば勝ちというシンプルさがありますからね。自分の投資方法に合わせて、冷静に判断していきましょう。