8月27日の相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、比較的静かな相場ですね。セクターローテーションが見られ、指数のわりには損している人や、増えている人が良そう。偏りですね、特に米株は半導体関連が売られました。
まぁ決算前の備えです、エヌビディアの決算が控えており、ここまでで満足した分の利確や、戻ったので一度ポジション解消しようという動きは納得できますね。利下げの発言があっても、それほど株価が上がりません、警戒は強いです。
円高が進行しており、円ベースでのS&P500はかなりパフォーマンスが悪いです。この状況で株も落ちれば、正直かなりのインパクトになるでしょう。すでに高値からは2桁%程度落ちているようですしね。ドル円は144円レベル。
チマチマ買い増してますが、ここではあまり推奨できず、エヌビディアの決算を見たい。例えば、今の動きを考えるとハイテク売りでもバリューは上げてます。資金の流れ、投資がされていないわけではないです。
で、仮にエヌビディアの決算で相場がハイテクに流れれば、バリューからの資金の流動は可能性として十分あり。これは影響されて日経も動くでしょう、今はハイテクかなり悪いですからね、特に半導体はボロボロに売られました。調整には時間が必須。
アメリカもAMDやSMCIはエヌビディア以上に弱くなっており、落ち着いているので仮に相場環境が良しとなれば、再び買われるのかなと思います。ただし、逆もしかりだし、結構織り込むような売りも見られる。
決算前に悲観的なのは好きですが、エヌビディア自体はそれほど下げていないのでどうかなと。月曜下げたのは良しですがね。個人的には今回の数字ではなく、ガイダンス、特に社長の言葉ですね、ブラックウェルなどについての言及があるかは大注目でしょう。
で、ここからの投資戦略ですが日米ともにわかりやすい円高恩恵テーマなどを除くと、あまり積極的には動きたくない。仮に株価上がっても、ドル円でやられますし、まだボラが結構ある。指数もそれほどまだ良くない、VIXは落ち着きましたが。
今の相場は結構上げており、個別株で見ても高値を抜けにくくなっている印象。特にビックテックですね、なのでエヌビディアのハードルは相当高い。一気に上げてきた反動でしょうね、成長してても買われにくい。アマゾンなどもですね。これを良い意味で裏切り、市場に安心感をもたらせるか、これが焦点でしょう。それまでは調整の相場なので気にしません。