1月27日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.08%の上げ、ナスダックは0.95%の上げでした。日経は0.07%の上げで、金曜日らしいリスクを意識した小幅な動きでした。
指標の動きを一応意識した動きも見られた1週間ですが、個別の値動きを見ると決算がやはり重要視されています。アメックスが大きく上昇しましたが、これはガイダンスが意識されてのもの。ビザが評価されたことも大きいですね。
一方でシェブロンは、前日の上げから数字の発表で下げ。エネルギー価格以上の儲けは中々出来ないので、そろそろピークかなと言う不安材料がある中での値動きになっていますので、22年とは違い警戒が必要なセクターになりそう。
資金の流れとしては、決算の良い明るい企業へ流れています。テスラは引き続き評価され、その他にも小型株が買いなおしされている動きも。ただし、FOMCの発言内容次第で簡単に飛ぶ可能性はありますし、1年使って大きく下げてきた反動での買いという事も可能性はあるので、楽観視は難しいかなと。
半導体はインテルがこけたので、AMDがしっかりした数字を出せるかが1つカギになりそう。シェアを奪われたという事ですが、奪った会社の数字も悪ければ、当然セクターとして弱気のムードに包まれそうです。
日経は当然ながら最大のポイントは日銀にアリ。いろいろと報道あるので、銀行株などの動きが激しくなっています。また、投資判断を下げられた船の株も厳しい評価。元々激しく動くことが珍しい株だったので、今までが強すぎたと言えなくもないです。万年割安ですがね。
さて、アメリカだけだなく日本もですが、特に米国は来週の決算が超重要。多くの企業が決算予定なので、株価への影響はかなり大きい。FOMCという門番から、指標の発表も多数。決算意外でも忙しいですね、しっかりリスク管理して、想定外の損失からお金を守りましょう!