2月6日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.1%の下げ、ナスダックは1%の下落で終了。日経は0.67%の上げですが、陰線で終了とパッとせず。
アメリカですが、ナスダックは調整と言えばいいのか続落。イエレン氏の発言もありつつ、金利の上昇が止まらず株には冷や水ですね。とはいえ、ここまでの一気の上げを考えると、仕方ない動きにも見えます。むしろ、昨年より下げが弱いのではとも。
昨年の下げで、売りたい人が売れないことも多かったでしょうから、特にハイテク関連は売りを待つ人たちも多いでしょう。もう逃したくない、少し上がったし、不安な材料が出ればすぐに売ってしまいたいとね。
昨日ツイートしたように、ナスダックは窓を埋めました。その後の動きは行ったり来たりでそのまま終了ですが、ここから数日の動きは見逃せないですね。市場がどっち目線が多いのか、短期的にではありますが、その方向がハッキリするかもしれません。
金利という点ではドル円の動きも活発。かなり円安になりましたね。130円どころか132円まで一気の伸び、反動とみるか、ここが反発ポイントになるかどうか。アメリカの好状況と、日銀の動向次第では、まだまだま動くでしょうね。
ダウは面白みのない動きで、ほとんど横横の材料待ち相場。主役はいったんハイテクを中心にしており、資金の動きはナスダックに比べ穏やか。22年のダメージがナスダックよりも少なかったですからね、日経のような動きなのも仕方ないでしょう。
さて、まだまだ金曜日の雇用統計の影響を感じますが、インフレについては軽視不可。ただし、利下げというのは早すぎる話なので、そんなものはサッサと忘れてほしいですねw
そもそも、過去を見ると利下げでは株が買いとはあまりなら無いので、むしろ好ましくないまであります。利上げの期間ですよね、もし幅拡大なれば最悪ですが、それがなければ個人的にはまずまず。利上げ停止の予測になるのかなと思います。ただ、あの雇用統計ではもう少し時間が必要かもですね。