2月3日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.38%の下げ、ナスダックは1.59%の下落でした。日経は0.39%の上げ、変わらず小幅な動きですが、ドル円同様永遠ではなく動くときは一気なのでどっちかと。
その前にアメリカについてですが、ダウはちょっと弱いですね。ここ最近も別に上がっていないですし、下がり続けている印象。日経を見てみると、こちらの動きにむしろ近いのかなと思いますね。
ナスダックは材料なくても、数日で一気に噴いたので調整の動きは当然と思えますが、この日に関してはしっかり材料ありと。まずアップルなどの決算がありました。やはりアップルは決算ミスでも買われましたね、大きく下げる印象では無かったです。
アルファベットとアマゾンはそこまで良い印象では無かったですが、それも株価の動きには反映されました。アマゾンは8%の下落、グーグルは3%、自分としてはGoogleの方がと思っていましたが、いずれにせよ大きな下げ。
これはナスダックに影響大なので、この下げは当然ですね。それよりも雇用統計、これが予想を大幅に上回る数字で長期金利がポンッと上げました。当然株価にはマイナス、もちろんこれまでと比較すれば低い水準ですが、緩み切った市場に一喝という感じ。
ドル円はかなり大きく動き上げました。米国株は多くの銘柄が深夜2時までは回復しましたがその後下げ、5分足を確認すると、結構大きく売られていますね。テスラも大きく上げた中で最後は0.91%の上げ、戻しはあったなと。
では日経はどうかと言えば、円安で買われる可能性は捨てきれないですね。もうあまりアメリカの株価の動きは影響していないので、月曜日の動きでハッキリしそうな感じもします。ただし、日銀の発表前に力強さはないかなとも思いますが。
ナスダックは22年の反動のような上げと見て今のところは良さそう。決算悪くても買われる銘柄もあるので、織り込み済みとみるか、コロナ後のようになんでも買いになっているのか。後者なら怖いですが、そこは冷静に見て判断したい。ただ、やはり決算が良い方が安定感はあるかなと思いますね。