2月28日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウが0.71%の下げ、ナスダックは0.1%の下げで終了。日経は0.08%の上げ、これも小動きで終了ですね。マザーズは反発1.69%上昇で大きかったです。
日経ですが、この日はマザーズが元気で戻しが良かったですね。ただしこれは前日の下げの窓埋めで、チャートを見ると綺麗に分かります。この後の動きが注目で、またジワジワ下げるとなると、結構辛い値動きになりそうです。
アメリカのナスダックもそこまで良くないので、マザーズだけが強くなるというのは考えにくいですが、短期トレード的には、値幅あるので喜ばれそう。短期的なボラの激しさはあるかもしれませんね。
アメリカ株はそこまで良くなく、ダウは陰線引け、ナスダックはギリギリの陽線で引けですね。長期金利がとりあえず少し収まり、様子見の買いも見られますが、指標の確認をするまでは下手に動けないという感じ。
小型株も決算で大きく動いており、$MQなどはアフターで大きめの下げの様子。ガイダンスですよね、今回の決算で注目されるところですが、これを落とすとかなり売られます。
セクター別の動きですが、日本はこの日に関してはハイテクなどマザーズ通りですがPBRの高い株も買われました。が、やはり高配当やトレンドのある銘柄に入るチャンスもあると思うので、しばらくはこちらのほうが良さそうな印象。
アメリカは、これまで良かったエネルギーや公共事業、ヘルスケアなどが少し弱かったですね。強いと言えそうなセクターはなく、伸びで言えばバイオですが、全体的に小動きで指数通りの展開。
さて、特にアメリカですがやはり今回と次回の決算はかなり分岐点になりそうです。中でもガイダンスですね、これをかなり意識されているので、注意しましょう。決算跨ぎしない、もしくは打診買いの金額を通常よりも少し下げるなど、リスクに備えましょう。