3月1日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.02%の上げ、ナスダックは0.66%の下げで終了。日経は0.26%の上げですが、ずっと横横ですね。
アメリカも日本も、特別大きな動きはないので記事を書くのもテーマどうするかと悩むところですが、アメリカは長期金利の上昇が目立ちます。あっという間の出来事ですね、また去年のような相場になる感じも受けます。
4.024までいっており、12月30日あたりの高値を超えるチャート。個別銘柄なら買いが入るような動きですが、これは長期金利なので株にはマイナスな材料かなと。この日のナスダックは、比較すると下げたとはいえ、それほどな印象ですが、続けば当然良くはないだろうと。
一方の日経ですが、これはもう本当に書くことなくなるほど横横。個別を見て、多少の動きが見られる銘柄の売り買いをしているくらいで、後は値動きもなく安定という感じでしょうかね。日銀からの何かしらのメッセージあれば、という相場かなと。
日本もアメリカも似ているところで言えば、まずは高配当株が悪くない動き。それから素材ですよね、これも一部は配当いいので一緒かもしれませんが、この辺りが買われています。買われているというか、ハイテクなどが弱く、資金が移っているだけな印象ですね。
指標1つ、キッカケ1つで大きく動くボラのある相場なので、勝負どころを見極めて、リスク管理をしているような人たちは、今の相場でそこまで多くの資金を入れていないのでは。当然、そうなると買いの動きは弱いですよね、それが今かなと。
ドル円もこの日は少し動きました、一時円高方向に動く時間がありましたが、その後しっかり戻し円安方向継続に。FRBが利上げ幅を拡大しなおすのではという情報も出ており、ドル買いは仕方ないですね。
円安は日本株にはプラスなので、下げようにも下げず、かといって強気には買えないので上昇もない、という事で結果横横なのかもしれません。
キッカケの話をすると、新ニーサへの期待や1株から投資が可能になど、投資環境にはプラスの材料がぽつぽつと出ているので、これで実際に投資が増えれば日本株には良いかもしれません。
トップ企業たちによる賃金上昇の発表も出ている中で環境が良くなれば、一部の資金は株式相場に入るかもしれないので。期待しすぎは禁物ですが、そうなれば少しは上目線になるのではないかと思います。