3月17日の相場は、日米ともに上昇で終えました。が、個人的な考えですがFOMCまでの不安要素は無くならないということで様子見。VIXを見てください、ドル円を見てください、金利を見てください。かなり不安定で、株価も上下の幅が広がり、上げ下げが激しいです。
このような相場で、無理に利益を出そうとする必要はあるのか。手法によって変わるでしょうが、まず超短期トレーダーならありかも。彼らはしっかりその日のうちに撤収しますし、ロスカットも入れるので、大きな下げにあう事も少なく、しっかりリスク管理できます。
中期や長期の場合は難しいですが、この金利やそれに伴う為替の動きなどを見ると、かなり景気後退が意識されており、後退というよりも崩壊も考えられているのかなと思います。利上げに関しても予測難しく、もし緊急利下げがあれば、過去の傾向から大きな下げが起こります。
しかし、マーケットはこれを待つ動きもあります。長期の視点の人が言うには、やはりコロナのような瞬間的な大きな下落は、次の上昇相場を作るキッカケになると言います。VIXも40無くして次の相場は無いという事で、今回の利上げからの金融ショックが、次の上昇を作る可能性もあります。
しかしその準備期間は当然痛みが激しいですね、そこに自分のお金があったとすれば無心でいるのは難しいかも。コロナの時を思い出す、もしくはチャートを見てください、毎日毎週凄い下げでした。リーマンも似ていますね、金利が下がっても株は上がらず、円高一気。
似てきましたよね、利上げが弱くなり株は上がるしかないという判断は、もしかするともう古い考えであり、次のステージへ進んだと考えるべきかもしれません。その答えは、FOMC後に反応でわかりますが、その利益を得るためにリスクを冒してお金を入れるのかと。
自分は投資するのはオッケーだと思っています。が、銘柄選びもシビアだし、リスク管理も徹底する必要あるし、精神的にも苦しい場面がボラを含めあると思います。これらを回避する方法、一番簡単なのは投資しないことですねｗ
資金を極端に減らす、例えば通常の半分とか4分の1とかに下げる、これも現実的というかアリかなと思います。利益も半分ですが取れますし、失っても一部に限定できるので。
木曜のアメリカや金曜の日経が上がりましたが、ここで一番恐ろしいのは置いていかれるかもという恐怖心。これは判断力を失い、お金も想定以上の額を失う可能性があります。いつも書いていますが、一番確実で簡単なのは資金管理などのリスク管理です。
ミネルヴィニ氏も投資先が無いので無理しないと言っていますし、バフェット氏も昔から少し考える力があれば、最も重要なのは習慣やマインドだと語っています。常に投資とは自分との戦いだと、肝に免じて行いましょう。今は自分の投資手法を見直す時間に使うのが最良ですね♪
