4月10日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.3%の上げ、ナスダックは0.03%の下げで終了。弱いようにも見えますが、ナスダックは1%を超える下げからのこの着地ですね。
そういう点では弱くないというか、買いの動きも見られる相場ですか。ですが全体として方向感はなく、重要指標やイベントの通過待ちですかね。雇用統計を受けて最初の相場でしたが、特に手掛かりとならず。
SPYやQQQを見ると出来高は落ち着いて推移、動きと合わせて調整のような感じで、ここを突き抜けてくると、個別株も十分な数の良い動きを確認できるかなと思います。今は弱い銘柄の反発狙いの買いの方が多い印象、あとは好調株の突然の売りですね。
これのバランスが良くなれば相場も買いといえるでしょうから、まだもう少しですね。個人的なルールですと、ちょっと先月までの売りが強く、もしかすると5月の動き次第になりそう。早ければ4月中盤から買いかなと思いましたが、始動は5月かもしれません。
セクター別の動きは、意外と指数よりは良い感じに見えました。エネルギー関連上昇、好調だったヘルスケアやバイオは売り、とはいえヘルスケアに関してはそこまでで調整な感じ。半導体は強く、相場は終わってませんね。
バンクオブアメリカからは、利上げしているうちに株を売却した方がいいという声も出ており、これを素直に受け取るかどうか。もし証券会社が動くなら、個人より強いですからハッキリとしたサインがチャートに出ると思いますが。今のところはそれほどですかね。
全体的な話ですが、やはり一部の限られた株を除き高値を追う感じでもないです。なので相場観としては強気ではない。今は不安から疑心に変わっている感じでしょうか、似ていますが下も上も判断に迷う展開に変わった印象。
いつも書いてますが焦る状況では無いです。数少ないですが、順調な銘柄を見つけ少しポジション入れるのもあり、突然の下落が怖いなら、あえて投資せず焦る気持ちを押さえて現金待機ですね。今は勉強、自己投資期間です♪