7月18日のアメリカ相場と19日の日経を振り返りながら、今後について簡単に書いていきます。株は上がってますね、アメリカはインフレ鈍化で期待上げですし、日経は日銀総裁発言で円安からの株高。
相場終了後にも円安は加速しているので、ここは巻き戻しが発動かなと。一度現状のサポートラインを確かめる形で、137円の中盤辺りがラインかなと。そこからの発言で、そういったチャートになっちゃいましたよね。全体で見た時には、ここで反発するならトレンドは円安になりそうです。
ではアメリカの長期金利が上がっているのか。それも違いますよね。現在自分の使うツールで見ても下落トレンド、それも上が下がっている状態なので結構強めの下落トレンドです。まだ止まっていない、横横にもなっていないというところで、金利は低下中。
これでも円がドルに対して売られているという事で、これは安くなりすぎた中でのトレーダーの勝負だったかもしれませんね。さすがに日本、利上げするだろうと、もしくはYCCの変更ですね。
結果無いという事ですが、自分としては別に意外でも何でもないと。この円安も、結局はその勝負だったわけで、無いなら円持つ理由ないなという事でしょう。日経のチャートは25日と5日などの短期戦がデッドクロスで、25日線が上のふたには短期的になりそうですが。
これもドル円次第で簡単にブレイクするのではないかなと思います。ただし、FOMCと日銀会合があるので、そこでまた1つ動きはあるでしょうが。FOMCではドルの強さが、日銀会合では円の強さが、それぞれ試されますね。
アメリカ株は良く上げてますよね。ついにトレンド転換したマイクロソフト、材料あっても決算直前に上がるかとネットフリックス、つられたかテスラなど、本当に笑う程動いています。
決算祭りで、昨日はダウが強かったですが銀行などがけん引。決算良かったですね、3月の騒動でハードル下げてますし、丁度いい動きかなと。ハイテクはどうでしょうかね、アホ程上げているので、どれだけの数字を出せば買われるのか。
前回で言えば、エヌビディアはガイダンスで大きく上げているので、今回も同じなら、この決算の数字自体が思ったほどでも、将来を語れば買われるかもしれません。それは相当欲深い相場ではありますがね。
ここまでの決算ですが、8割を超える企業が予想を超えているらしいので、そこだけ見れば悪くないですが、予想のハードルが低い可能性もありますね。今回も自分はガイダンスが重要だと思うので、そこは注目ですね。
エヌビディアのように市場を制圧している企業を素直に買う相場となれば、弱い企業はとことん上がらないという状況でしょうから、そこはやはりコロナバブルとは違うところかなと。何でも買いではないので、変に買う材料を探すよりは、素直に乗ると。
当然ながら、決算ギャンブルはほどほどに。金額の管理などしっかりして挑みましょう。含み益ほとんどなし、フル投資で決算を迎えるなどは、くれぐれも無いように♪