9月27日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、焦点は間違いなく配当でしょう。権利落ち前最後の取引、3指数とも上げて終えましたね。売りはスタート優勢で、その後後場が特に買われてプラスへ。
特に良かったのはグロース市場、これまで大きく下げており、配当は無いですが早めに資金を移しておこうという買いの動きは確認できました。TOPIXはこれまで通り優勢で、日経225はセクター別で少し差があり乖離。
とはいえ、今日はそこまで大きな差にはなりませんでした。アドバンテストが上げていたのも理由にありそうですね。最終的には全体的に上げて終えたので、チャートは悪くない形。
ですが明日からは配当関連が一部売りもあるでしょうから、多少のマイナスは知っておくべきでしょうね。理解できていれば狼狽しない、これは株をやるうえでは重要でしょう。
日経225は保ち合い相場で、この形が崩れない限りは、ある程度安心して見ていられるでしょう。環境としては、アメリカと違い利上げしていないし、緩和までしているのですから、通常は上がって当然と言えます。この緩和がいつまでか、というのが予想のポイントですが。
利上げなどに関しては、日銀から給料が上がるまでは考えていないという発言もあるので、まだ時間は必要そう。まぁアメリカのインフレ退治も少しかかりそうですし、すぐには出来ないと。
なので環境は良いです。短期的には1週間から2週間くらいは、配当後の値動きに警戒しつつ、買いを確認すれば、それに続いていけばいいのかなと思います。下がれば買いたいという人も多そうですから、あまり下がらない可能性もありますけどね。