10月2日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日中と午後で全く違う相場になりましたね。前場は素晴らしい買いが入り、後場は淡々と売られてマイナスへ。驚きでしたね、せめてプラスで引けると思っていたので、600円前後の値動き、月曜らしくないw
マザーズは正直夢も希望もないというか、225が上がっていた時も弱かったのですが、かといって後場になれば一緒に落ちるというね。約1.7%の下落ですから本当に厳しい。高値の6月から10%以上の下落、上げの弱さを考えると、単なる調整とも思えませんね。
前場の上昇からなんとかプラスを維持できた銘柄もチラホラありますが、総じて弱いと。一部の半導体などはしっかり、アメリカもテクノロジーセクターが悪くないチャートに変わっているので、少し物色されているかも。
銀行も最後は落ち着きましたが、上でしたね。ようやく配当後の下げから調整、船なども似たところですか。それでもTOPIXは下げているので、本当に一部という感じです。5分足で見ても、なかなか強烈な売りが短期で入ってました。
日本で目立ったのはアダストリアですね。決算で上下こそしましたが、11%以上の上昇で取引終了。アパレルですが、上方修正などあって買いが集中。服が売れてますね、とにかく出かけていると。旅行はインバウンドだけではないので、前回同様今回も強そうです。
一方で弱い方が今日は目立ちますね。まぁ指数が基本的に陰線の上ヒゲなので、印象としては良くないです。これだと、多少上がれば売り圧力に屈するという状況に見えますからね。買いは様子見という流れになりそうですが、問題はいつまでか。
まずはアメリカに落ち着いてもらうしかないですが、金利の上昇止まらず希望薄。日経225は31600円前後で買いが入ってくれれば、そこまで悪くないでしょう。TOPIXは225よりも上げていたので、少し難しいですが2250円までは許容範囲かなと。マザーズは710円を割ってほしくないですね。
という事で、225とマザーズは正直下のラインは余裕ないでしょうね。マザーズはやはりナスダックとは違い、構造的にも辛いです。エニーカラーのようにプライムへ行ったりするので、少し環境が違います。指数を買うなら、やっぱりTOPIXなのかなと。エヌビディアの頑張り次第では、225が追い抜く局面もあるかもしれませんがね。