5月28日の火曜日、月曜は米株休みでこの2日間は日経のみ。他にも休みの国があったので、出来高は増えにくい中での相場でしたが、上がったり下がったりを1日に数回見せて出来高は当然少なく、方向感は出ず。短期取引のみをしている人がいいでしょうかね。個別では、材料ある銘柄は大きく動いてます。
電線や電力は比較的強く、銀行も少し元気になってますかね。意識されるのは日本の金利が淡々と上がっていることで、基本的には銀行は上げますね、そしてハイテク関連やPBRが高い株、例えばグロースなどは買われにくいです。これは基本通りですね。
一応為替は円高ではありますが、金利の見た目ほどは方向が出ず。アメリカも金利が落ちているわけではないですからね、本格的に利上げを織り込まなければ、ドル円は動きそうにないかも。となると、利上げが決まった時の株への影響は少し気になりますね。
折角の日経4万円も、今は結局バブル前よりも少し下、良くて同じくらいで止まっており、チャートを見るうえでは納得は出来るも意識されているラインで小動き。良いように言えば、耐えていると。悪く考えれば、キッカケ1つで大きな下げもあり得ると。
ファストリや半導体が微妙な動きで、エヌビディアの強さを見ると出遅れてますね。エヌビディアは稼ぎが十分で買われますが、日本の半導体企業が同じ評価を受ける理由がないのでしょう、それは残念ながら事実。AIは電力が重要なので、九州や北海道の電力会社は強気に買われています。新たなフロンティアになってますね。
さて、ここでエヌビディアがバブルかという話。正直に言えば、こればかりは後にならなければ判断が難しいですが、少なくても今は投資できる材料が十分あり、他の半導体企業を買うよりは、主役のここを狙うのがベターという事実。
エヌビディアは圧倒的に業績でライバルを上回っており、その数字で買われすぎにならなくなっています。株価の妥当性を自社の成績で持っていけています。下手に出遅れとか狙うよりも、今は成績が良くなると思います。
バブルと言えば、自分的には何でも買いが出てこそ、と思っているので、株価を見てもエヌビディア一人勝ちの今はバブル感はありません。一応短い調整もしましたからね、まだホットな市場ではあると思います。
今はこの企業と関わりのある会社が注目されています。データセンターなどですね。デルやマイクロンなど、またマイクロソフトも同様ですが、この辺りの将来は期待されていますね。今はまだゴールドラッシュのショベル売り、ゴールドで利益が出てきたという会社が増えてきたら、祭りの終了に注意したい。まだそのレベルではないと思っています。