10月10日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数ともに上昇で終えました。特にTOPIXと日経225は2%を超える上昇で、回復を見せていますね。一方で、長く下げているマザーズは回復が弱いのが辛いところ。
ウォッチリスト銘柄数がかなり1日で増えまして、雇用統計前の警戒感と、3連休という警戒感が終わり、アメリカ株が堅調という事で上げましたね。とはいえ、3週間下げ続けたので、そろそろ売り方も1度回収に入っているのかなと。
週足で見ると、自分としてはまだ本格的な回復とは言えないかなと思います。大きな下げから、一時的な大きな回復は、保ち合い相場になるケースが多いです。つまり、レンジでの相場が始まる可能性が高いと。そこでブレイク狙いで投資すると、そこまで上手くいきません。
個別に関しては、一部小動きに早くなっている銘柄もチラホラと。そういう会社を中心にウォッチリストに入れているので、良い動きがあれば先導株として買いたいですね。
戦争が始まったという事で、少しまた新たな材料が出ました。これも結局はアメリカなどが絡んではいるので、長期で見ればかなりカオスな時代だなと思います。アメリカが中国にも協力しろと話しているそうで、サウジはアメリカと反発しそうで、中国がどちらを選ぶかは重要かも。むしろアメリカが、ハッキリしろといっているような印象です。
遠くの争いは買いと言いますが、今株が上がっているのは別の理由でしょうが、結果的にはそうなりつつあります。アメリカの金利が上がりにくくなっている、これが株にプラスでしょう。
原油の価格には引き続き注意も、ある程度で止まればインフレ懸念もおちつくはず。あとは移動手段などが制限されなければ。
日本株は今かなり大きな動きになっているので、資金管理は注意。調整からのブレイクアウトで方向感が出るまでは、極端な資金割り振りは危険なので注意しましょう。個人的には、やはり1度タイトな動きを期待しています。