10月10日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも上昇で終えました。個別もそうですが、全体的に上値が少し重い印象で、ある程度上がれば売られるよねってところです。
上ヒゲのチャートが多く、印象として悪くはないものの、気になるポイントでもありますね。ナスダックは既にトレンドが上なので良いのですが、自分が使うツールでは、S&P500がポイント。今はまだ下落トレンドですが、転換が4359で終値が4358と1ドル差。
すんなり翌日に超えるなら一安心ですが、多くの場合は一度下げてもう一度保ち合いになりやすい印象ですから、少し嫌ですね。もちろん、超えちゃえば嬉しいですがね、警戒感はあります。
ダウもトレンド転換のラインを場中は超えてますが、最終的には戻しちゃいました。決算が意識される時期ですし、急上昇は正直期待していないのでいいでしょう。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500が24でナスダックが27ですね。まだ3割以下なので低い水準なものの、つい最近は1割切ったので戻したなと。これだけでウォッチリストがかなり増えているので、個別の環境も良くなっていると判断します。
FRBメンバーからは利上げについて慎重な意見が出始めているので、少しずつハイテクには良い環境になっていますね。もちろん利下げは先でしょうから、株には丁度いい環境になっていると。あとは戦争などの突発的な材料ですね、これは警戒です。
急低下急上昇に乗るのではなく、落ち着いてトレンドが変わったと思える状態からでも投資は正直遅くないので、判断できるまで待ちましょう。だいぶ株価も落ち着いたので、物色が始まるとは思いますよ♪