12月6日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも下落して終了。ADP雇用統計の発表を受けて、上げて始まったはずですがしっかり下落して、ほとんど安値引けという結果。
金利は落ち着いているものの、株が上がらないというのが今の相場で、終わってみればどちらかが間違っていたという事になりそう。リスクオフですね、またSQというのも影響してボラも少しあるなって感じます。
ただし、ウォッチリストや持ち株を見るに、耐えている株は耐えている印象で、半導体などは値動き激しいですかね。エヌビディアが3日連続の2%以上の下落、これはきついですが最近の上げを考えれば妥当かなと。
ダウなどは高値行っていますし、ナスダックが11月好調だった裏でこの動きですから、上手いこと資金を動かして出遅れ探して買っているんだなと思います。株に全体的に弱い見方はまだされていない印象。
当然この時期はもう相場の資金自体が減りやすいので、この値動きですかね。金曜日の雇用統計への予測で動いている部分もあるだろうし、ポジション調整で動いてもいるでしょうから、企業が悪いとかの話ではないと思います。
QQQは比較的日足でみても耐えている印象。これくらいは下げるかなと思いますし、1日の値幅は大きいですが、それでもショックを受けるほどではないかなと。SPYは少し嫌な見た目になりましたが、出来高はそれほど増えてません。
現状調整という感じの横への動き。下手に投資すると売ってやられ買ってやられに、なりやすいかもしれないので注意です。打診買いして、多少の下げを想定しておけば、多少なり楽になると思います。今は上下するタイミングです。
パウエル議長が利下げは時期尚早と発言してますから、これの議論はあまり意味がないと思います。織り込むような動きも見せましたが、指標見てもそれほどは。むしろ、来年急に利下げといい始めたら、ショックの形で株は売られるでしょうから、自分としてはやめてほしいですね。
まぁそれが考えられるからこそ、パウエルさんも利下げとは現段階では発言できないのでしょうが、普通に市場が先回りしすぎだなと。ただし、利上げもしにくいのは事実だと思います。
アメリカ経済大丈夫かなっていうのを見つつの相場になってますね。金利下げても株上がらないのは、先に上昇してしまった影響もあるでしょうが、瀬戸際って感じでしょう。どちらに舵を切るべきか難しいと、投資はしてもいいタイミングですが、必ず資金に余裕を持たせて打診買いでみておきましょう♪