3月11日月曜日の相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、金曜日のエヌビディアによる下落が、大きな影響を与えています。雇用統計は数字自体は個人的には弱く感じました。
というのも、雇用よりも失業者の数が増えたことが気になりますね。FOMCに向けて、前回のパウエル議長の発言も含めれば、結構弱い経済に変わる転換点になっているのかなと。あと、雇用統計の数字を歪めるのは勘弁してほしいですね。
ドル円は円高方向へのトレンド、148円を思い切り割ったところで、おそらくテクニカル的にも円高方向かなと。これにより、エヌビディアのショックと円高による割安感の希薄から日本株を売りやすくする環境になっていますね。これに加えて配当権利落ちも控えると、中々買いにくい相場。
まぁこれだけ下がれば、ある意味配当狙いで妙味を取りに行くのもアリになりますが、例年のことでこの時期は比較的弱い。自分は数日前から書いている通り、日本株に関しては基本3月は手を出せないと、一部を除けば全体的に弱気です。配当相場でしょう。
半導体も止まりそうですからね、ここまでのボーナスというか暴走相場も少し緩やかになりそうで仕方のない調整相場でしょう。ここで無理してポジションを狙うと、相場の上下の激しいところに入ることになる可能性が出ます。慌てない事ですね、売りたい人も多いという事です。
彼らがいなくなったと思えるようなチャートを待ちましょう。それを自分の資金で行う必要は必ずしもないという話で、機関投資家たちの動向も気になるので様子見。円高恩恵銘柄を狙うか、一部の綺麗なチャートの銘柄を狙っておくのはアリですが、ボラはありそうです。
米株は震源地なのでエヌビディアの影響をダイレクトに受けると。月曜も結局はそれなりの下げ、もちろん年初からの上昇を考えればそうでもですが、投資家の中には泣きそうな人も多いでしょう。
まずは出来高の減少を待つこと、急反発などを期待はせず、売りと買いの波が穏やかになることを期待します。それまでは手を出せません、現状は落ちるナイフをつかみにくいという段階です。
さて、自分もすでに現金比率が7割以上になっており、次の相場への準備が出来ています。トランプ氏が発言し、最もいいパフォーマンスだったメタを売らされたことはガッカリですが、利益を優先して条件を少し厳しくして利益確定させました。
エヌビディアもすでに全て回収し、調整の完了を待っているところ。指標以外にいは中々手掛かりなさそうですから、慌てずに相場を見ましょう。地味にウォッチリストは多いですが、ボラがあると入る際には要注意ですね。