12月4日の水曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、この日もハイテクが強かった、というかハイテク以外は上がっていない感じ。実際にダウはマイナスだし、ナスダック反対に強いしで資金の動き、流れが見られます。
一方の日経ですが、これも半導体が上がれば強いという事ですが、この日は寄与度の大きい会社が上がっていました。トピックスはマイナス、225がプラスでそれなりに乖離も見られたので、思い出すのは年初の相場かなと。一部が強い、日米ともに似た展開です。
これが必ずしも悪いとは思いません、これらが最終的には先導的な値動きになり、他を連れ高にする可能性がありますからね。現に米株も、年初はエヌビディアを始めとした半導体、人工知能買いでしたが、夏以降は分散されています。金融なども上がり、一般消費財も強くなった。ラッセルも顕著でしたね、これは日本では見られにくい現象ですが。
ドル円は円安に少し移動していますが、まだ底を打ったかどうかはチャート上は判断が難しい。ファンダメンタルズ的にも不安点は多いし、今は短期で日銀の利上げはないだろうという観測で動いているか。
IBITの動きを見るに仮想通貨も少し調整、ただ高値圏でのものでブレイクすればかなりの強さに見える。ラッセルはそれ以上に調整を感じるので、改めてビッグテックに買いが入っているか。ハイテクセクターの上げは、いつ見てもパンチがありますね。
エヌビディアが調整終わるような雰囲気を見せつつ、メタなども上昇をはじめ結構プラスの印象を受けるアメリカ株。それについについていくような形で日経も動き始めました。年末ラリー来るか、1年通して十分上げただけに警戒はしますが、買わない理由もないと見ています。