2021年も早いもので終わりが見えてますね。12月ももう中盤に入りますが、アメリカ市場では残すビッグイベントがFOMCくらいになっています。CPIの発表は予想通りの無難な結果で、買いが先行しましたね。
この結果から見えるのは、とりあえずの安堵感です。FOMCの発表で、大きなサプライズはないんだろうという考えから買われたわけですが。一方で、個別株を見ても出来高はまだ足りない印象。当然指数も足りないですが、指数の場合は出来高低くても上昇トレンドになることがあります。
なので特に個別に関しては注目しているわけですね。ただし、好決算を出したコストコやオラクルなどは出来高ともなった上昇を見せましたし、アップルは引き続き上昇トレンドと強さを見せています。
では、ここ最近の動きから、今後注目したいセクターや銘柄はあるかどうか。それらを簡単に紹介します。
出遅れセクターは当然注視
コロナの影響を受けていたセクターがありますよね。例えば旅行です。細かく分ければ、ホテルや客船、鉄道や航空などですね。オミクロン株の登場で再度下げましたが、早い銘柄ではすでに回復の兆しを見せています。
そこで銘柄ですが、迷ったら大きなところを見るのがオススメと、ツイッターなどでも紹介しています。例えばホテルなら、マリオット($MAR)が挙げられますね。しっかりした経営がされており、実はフランチャイズで資金のダメージが意外と少ない企業。
客船は大きく3銘柄ありますが、個人的には大きな差は無いと思うので、チャートを見て判断でいいでしょう。航空も似てますね、無難なのはデルタかなと思います。
その他では、旅行という事でエアビーアンドビー($ABNB)も当然強いなと思ってみています。特に今で考えると、マリオットとエアビーは、そろそろ買いを考えるべき局面だとチャートを見ても思いますね。
値上がりするからエネルギーは軽視できない
それから、セクターで言えばエネルギー関連株も見逃せません。決算の数字を見ても、その好調ぶりが分かるはず。ツイッターでも書いた通り、自分も今現在少額ですが投資しています。
投資先ですが、僕の資金ではダイヤモンドバックエナジー($FANG)にお金入れてますね。父親の資金ではパイオニアナチュラルリソーシーズ($PDX)に投資しています。
チャート面では、ダイヤモンドが良さそうでしたが、パイオニアはまだ本格的に買うには上昇トレンドには入れていませんね。ここから出来高ともなって上昇見せれば、かなり好きな動きになるので注目しています。
エネルギーに関しては、世界中が経済回復すれば否が応でも必要になるので。価格を上げやすい強いビジネス、という意味で買うのも面白いと思います。
その他個別株で期待の傾向
その他の細かな銘柄ですが、2022年は21年の成長率を考えると、落ちるという予想です。したがって、投資家の見る目がかなり厳しくなりますので、決算の数字などは厳し目に自分たちも見るようにしましょうと。
現時点でも、赤字状態の多いIPO銘柄の多くがやられてますよね。ユニティーも決算悪くなかったですが、あの成長率でも売られます。
一方で、自分がよくツイートしてますスノーフレーク($SNOW)やデータドッグ($DDOG)は下げたものの、ダメージが比較的少なく、すでに上昇の準備に入ってます。
後はロブロックス($RBLX)も強いですよね。売上前年同期比100%を超える成長ですから、ライバルと比べると買われやすい傾向。
最後に
2022年の投資は、ここ2年と比べ難しいと思います。コロナからの成長の加速は、これまでと比較してもかなり早いです。指数の上昇もかなりのスピードでしたから、そこと比較して下がるのは当然ではありますが。
それでも投資家は成長を好みますからね。決算を見る際は、これまでよりも少し厳しく見ておくと、大きな失敗は減ると思います。
後はここまで書いてませんが、どっしりとした企業も買われやすいと思います。探し方の1つが、配当金を出せる企業や自社株買いができる会社です。これらも、現在買われている傾向が見れらますからね。
アップルの上昇や、ホームデポの上げ方を見ると、そういった傾向もあると思います。もちろん、エネルギーセクターも配当に関しては強気ですよね。
22年はとにかく難しいと覚えておき、決算を厳し目で見ると。出遅れ銘柄や配当、自社株買いを行える会社も見ておく。これで大損は回避できるかなと思ってますが、さてどうなるでしょうか。投資の判断は、最終的にはご自身の判断で、なのでリスクを考えつつ行いましょう。