6月4日の水曜日、相場振り返りや今後について簡単に書いていきます。まずは日経ですが、ここにきて改めて225とTOPIXを比較したい。グロースも伸びてますが、より大勢が注目する指数であるTOPIX、これがかなり戻ってすでに高値行ってますね。
という事は、日経全体的な個別株を見ると、高値更新銘柄も当然出てくるわけで。225との差を考えると、当然寄与度が違うので大きいところで半導体ですね。もちろん、ファストリの寄与度の大きさもありますが、それ以上に調整した半導体は遅れに寄与していると思います。
アメリカ株はそんな半導体株もすっかり戻っており、特にブロードコムは決算前に高値更新、これはポストしましたが、ポジションあったので昨日事前に多くを利確して様子見状態に変更。RSI的に過熱感ある中で、勝率が低いかなと判断しました。
もちろん、残り2日で多少調整すればその分買い戻そうとは思いますが、なんかそれも小さそうなので、どうですかね、期待値は高いです。それを起こしたのは、エヌビディアや関連企業の決算ですが。
そんな中でも、あまりパッとしない日本の半導体企業。これが戻れば、正直一番簡単に225が戻すのですが、まぁ現状来ていないと。一番の注目は、もう言ってしまえば味の素かもしれません、すっかり決算でも半導体関連企業です。
株価は凄い上げ方を見せていますね、ここと良品計画、そして重工系は日本のトップクラスです。これらは一応推奨してますが、短期的にはプチ調整も警戒ですね、逆に言えば、それが確認できれば投資チャンスはまた来るでしょう。
今週は雇用統計などもあるので、まだまだドル円も動きます。金利も動くので、実は株の戻しほど楽観視も出来ませんし、正直してほしくないなと思います。ただし、今はトランプ大統領の関税ショック並みの衝撃は、あまりないと思います。近くで争いや、アメリカに対する宣戦布告のような政策が巨大な国で起こらない限りはね。
それでも、年に大体2回は好調な相場でも下げ局面は来るので、夏前後にもう1つ何か起こるのは想定しておきたい。個人的には、前から書いているように、今回のブロードコム決算前の利確を除き、7月中旬までは強気でホールドとしています。これは過去の流れを考えての判断です。
結局、今回の関税ショックも理由は関税ですが2月後半から4月くらいまでの下げはかなりの確率で起こっていました。それが次は9月や10月までの下げ、これだけです。細かな理由が違うだけなので、面白いですが意識はしておきたい。そこでNISAや指数、優良銘柄を安値でねらうのもあり、そのためには当然現金が必須です。
今は目先7月中盤までは持ち、良ければ8月中盤までは行けそうですが、コロナバブルでも9月は崩れたので、その前にはポジションをかなり軽くしたいですね。また、このレベルの想定は多くの人もできるので、気持ち早く起こる可能性も想定。頭と尻尾はくれてやって、相場を乗り切る。下げ相場から得られる経験、教訓は素晴らしい価値を生みますね。

