ロビンフットに関する情報がヤフーニュースでも取り上げられるようになった。知らないという方向けに簡単な説明をしますと、ロビンフットというのはアプリの名前です。
投資が出来るアプリとなりますが、これが今アメリカなどの若い世代を中心に爆発的に広まりました。日本で大学生が投資していたら、まだ珍しいかもしれませんね。ですがアメリカでは20代前後でかなり流行っています。
その理由は、このアプリを使って投資しても手数料がかからないから。凄いですよね、これほどお手軽に投資ができるサービスはありません。なので、あまり資金のない若い人も参戦してきたという訳です。
しかし最近の彼らの行動には危険な部分が多い。以前当サイトでも記事にしましたが、機関投資家とのバトルが繰り広げられました。空売りを仕掛ける機関投資家に対抗し、SNSを通じて結託。みんなでお金を出し合って大量に買う事で、機関投資家との対決を仕掛けました。
機関投資家がマーケットを支配している。それを崩そうというのがロビンフッターの主張です。確かに、1番話題となったGMEで空売りをしていた機関投資家は大きな損害を出しました。
ですがチャートを見ても分かる通り、その上昇は数日間だけ。現在は株価の低い銘柄を中心に買いを進めているようです。
ではなぜ彼らを避けて投資するべきなのか。それは彼らが投資ではなく投機を行っているからです。空売りの多い銘柄を狙っている。彼らが投資する銘柄はそういった理由のみで株価をあげています。
確かに正義で行っているかもしれません。しかし機関投資家の資金力を考えれば、絶対に勝てないのは分かり切っている。事実ロビンフッターは資金が限られており、GMEの株は一気に売られました。
この間に大きなマイナスを被った人は相当数いるはずです。全員が儲かる仕組みなんてなく、仕掛けた最初の人間は有利に進められるし、途中から参戦すれば2度と上がらない高値を掴んでそのまま沈みます。
僕たちがすべきなのは投機ではなく投資です。決してロビンフッターの狙う銘柄に乗ってはいけません。全員が儲かるわけがない。これさえ理解していれば、この騒動に首を突っ込もうとは思わないはずですよ♪