コロナウイルスの影響を強く受けた業種の中には当然飲食が含まれる。マクドナルドなどは元々宅配やドライブスルーのイメージが皆の中に強く残っていたため、ダメージは少なかった。しかし、多くのお店が危機を迎えているわけです。
サイゼリヤに関しても、国内既存店の売り上げには苦労しており、決算発表でも経常利益はマイナスとなりました。その影響は当然株価にも反映されましたが、一方で下がったのは予想よりも僅か。
その理由の推測と、僕がツイッターでも書いていたように注目銘柄入りしているのはなぜなのか。これらについて簡単に解説していこうと思います。
サイゼリヤが注目な理由
まず、株価の下落がそこまで大きくなかったのは、ある程度予測できたことだから。もちろんマイナスというか赤字になったことは喜ばしい事ではないですが、こんな状況ですから仕方ないと。わかっていたことについては大きく評価を下げません。
そこに加えて、実は復活の道筋がすでに見えているというのも大きな強みでしょう。サイゼリヤは日本だけでなく海外にも多くのお店を出店。好採算の店舗は回復が早いようで、それも高評価につながる要因ですよね。
サイゼリヤは7月に50円刻みの価格帯に設定するなど、改革を行っていました。会計時間など一人当たりの作業量を減らすことにも成功しており、人件費を抑制しながら黒字回復を狙っています。
このような動きから、現在赤字でもすぐに黒字になるだろうと判断され、想定よりも株価がダウンしなかったと思われますね。
個人的にはこんな理由で注目
もちろん先程までのような状況や改革を見て、判断するのもありでしょう。僕もそれらを理解したうえで、それとは違う理由から注目しています。それは将来にわたって必要とされるお店だと感じているから、です。
学生時代には相当お世話になったお店で、コストパフォーマンスの高いお店の1つだと常に思っていました。これほどまでに、気軽に食べに行けるお店はそう多くないですよね。思いつくのはスガキヤとかでしょうか。
まぁスガキヤは愛知に行かないと食べられないので、全国や世界にあるサイゼリヤはかなりありがたい存在です。何年も経ちますが、これを脅かすお店も出てきませんからね。この分野では1強なのかなと思っています。
いかにローコストで運営するのか、これを常に考えている点もお気に入りの理由。今回の作業量削減も、周り周って僕たちお客さんの喜びに変わりますからね。コロナでマイナスの評価をされたなら、買っておいて損はしない企業かなと思っています。
チャート的にも上がりそうなシグナルが
細かい話では、チャートの形も狙いの1つになっています。現在サイゼリヤのチャートを見るとダブルボトムのような形を形成しています。これはアルファベットのWのようなもので、これは今後株価が上昇する可能性の高いというシグナルになります。
最近で参考になりそうなのは良品計画でしょうか。綺麗なダブルボトムを見せた後、現在に至るまでかなり株価を上昇させてますからね。売ってしまった事を少し後悔しましたが仕方なし。
オリエンタルランドも見せていますが、必ず上がるという訳ではないのでそこは注意です。ですが確率で言えば高いので、来週少しずつでも上昇したなら買うべきタイミングかもしれません。
第2波のような不確定要素がなければ、大荒れはしないと予測してますがどうなるでしょうかね。いずれにしても、現在の価格はそこまで高くないと思いますよ♪