12月12日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、225のみが上げて終了し、グロースは大きく下落。金利が落ち着いた中でのこの動きなので、少し嫌な流れというか、日本株にお金が入っていない印象です。
まぁ時期が時期なので、全体的に弱めな動きになりやすいですが、休みを前に証券会社も多少リスクあるポジションは整理でしょうか。休み中に大きく為替が動いても嫌ですからね、またこの日も円高傾向であり、妙味が薄れています。
225が耐えたのは半導体ですが、これはアメリカが上昇していた影響でしょう。一部が支える相場でしたが、特に後場は辛かったですね。安値更新も14時以降が多かった気がします、全体的に最後は売られています。
CPIを前に調整し、また水曜日もFOMC前の最後の調整となるでしょう。日銀短観もありますね、今週が終われば大手はお休みでしょうから、出来高減少は頭に入れておきたいです。また、大手の資金の動きが限られるので、そこも注意。まとまったお金が動きにくいという事で。
TOPIXは完全にレンジですが、225を見ても1100円ほど下げて500円くらいの戻しが今。正直強くはないですね、上値限定的で、まだ下ヒゲも出にくい環境ですから、中々下げ止まる印象を日足からは見えにくい。持ち合うのかなという状況ですね。もちろん、材料あれば別でしょうけど。
ですが、やはり時期を考えると個人が好きな銘柄を除けば、全体的に淡々と上値更新をしていく相場でもないのかなと。数は限られそうですから、そこを狙って投資するか、そこまでプッシュしないかは人それぞれ。大手は繰り返しですが休みに入る前なのでね。
水曜日は日米ともに大きなイベントがあるので、短期的な方向感は決まってしまうかなと。アメリカはパウエル議長の発言までが大事なので、油断せずに発言終わるまで待つこと。日本は銀行もグロースも下がる、少し苦しい状況ですね。