この記事では、5月26日のアメリカ相場の振り返りと、27日に向けた考えについて書いていきます。まず振り返りですが、3指数は揃って上昇。ダウが1.61%の上昇で、ナスダックは2.68%の上昇となりました。
少しの間は、特にマイナスになる材料がありませんので、短期的には買われる動きになると思っていますが、無事にその通りとなりました。VIX指数も下ですし、危機感はありつつも買っていけると思います。
ただ気になるのはGAFAMの動き。あまり上昇が強くないですよね、メタとアマゾンは4%以上の上昇でしたが、そのほかはまずまず。反発の動きと言うのが何となく見えており、テスラは7%以上、エヌビディアや半導体は5%を超える上昇。
注目したいのは出来高ですね。タイトルにもありますが、ナスダック連動のQQQなどを見てみると、上昇はしてますが出来高は減少。素直に喜べないチャートになっており、キッカケ1つでまた大きく下げそうな感じもします。個人が多く買っているのかもしれませんね。
27日の相場に向けては、まず最初は悪くない動きをするだろうと。先物は少しだけ下げてますが、ここまで反発すると、今の環境を考えれば利確もアリと。また、月曜日がアメリカ市場休みなので、何があっても良いようにポジション減らす動きもあるかも。
来週大きなイベントがあるかと言われると微妙で、金曜の雇用統計が気になるところでしょうか。なので個人的には保有したままでもいいと思っていますが、動き次第ですね。強い売りがもしあれば、利確しておきたいところ。
臨機応変に対応していきましょう。出来高は少ないので、機関投資家は強気ではないという事だけは頭に入れておきたい。強気になるのはまだまだ先でしょうかね。油断せずに注意して挑みましょう。