この記事では、5月25日のアメリカ相場の振り返りと、26日に向けた考えを書いていきます。まず振り返りですが、3指数揃って上昇しました。ダウは0.6%の上昇、ナスダックは1.51%の上昇です。
FOMC議事要旨の発表がありましたが、内容的には織り込まれていたことが多く、安心買いが起こりましたかね。特にこれまで下げていた銘柄が買われ、ズームビデオなどが大きく上昇。6月と7月に0.5%の利上げで大勢が合意となっていました。
ただし、連続でこれほどの利上げを行うのは歴史的にもないことなので、実際に行われれば反応はあるだろうと思います。長期金利などの動きには注意が必要ですね。
ただし短期的には買いかもしれません。VIX指数も下げトレンドに一応ありますし、世界恐慌以来の下げという事もあって、底狙いの動きがあってもおかしくないです。ただ、底当てゲームには参加したくないですけどね。
GAFAMはあまり強い動きではありませんでした。アップルもほとんど動き無いですし、アルファベットに至っては少しとはいえマイナス。テスラやエヌビディアは買われましたが、決算後にエヌビディアは下げており、手を出せない状態。
エヌビディアはガイダンスが悪かったですね。下方修正という事で、半導体業界に不安が感じられます。理由の1つには中国の経済ストップがあるようですけどね。成長を買われてきただけに、今の厳しい状況で素直に買うのは難しいかもしれません。
26日に向けた考えについて。何度か書いている通り、短期的には少なくても買われる状態にあるかもしれません。また重要な指数などの発表、6月のFOMCまでは多少買いの方が優勢かもしれませんね。
日経はアメリカほど下げておらず、強く見えますが昨年までの上げがないので、そう見えて当然かなと。アメリカは今熱を冷ましている段階なので、状況が少し違いますね。
なので、アメリカに関してはカンカンの強気は禁物。短期での取引の方が成績いいかもしれません。指数の復活は時間かかりそうなので、セクター別にみて良さそうなところの個別株を見る形が良いのかも。決算ミスの企業は超厳し目に見る必要がありそうです。