この記事では、6月14日のアメリカ相場の振り返りと、15日に向けた考えについて書いていきます。まずは振り返りですが、ダウは0.5%の下落、ナスダックは0.18%の上昇となりました。
ただし前日に大きなマイナスがあったため、まだまだ弱い動きだなと思いますね。それも当然ですが、水曜日はFOMCがあります。先週金曜日のCPIを受け、どのような政策を行うのか、非常に注目を集めています。
株にとっていい材料とはならない確率の方が高いですがね。市場もそれを織り込んだ結果の下げなので、それが実現されるかどうかの、確認の日になりそうです。大きく売りも買いも出来ない状況、VIXもまた30を超えていきました。
個別銘柄を見ていくと、指数の結果よりはプラスの動きだったなという印象。GAFAMは変わらず難しい動きですが、テスラやエヌビディアは前日の下げからの反発で少しは上昇しました。
15日に向けた考えについてですが、変わらず様子見でしょうね。FOMC前に動く理由はなく、ギャンブルもしたくないので個人的には静観です。保有している株はあるので、そこの監視はしようと思いますが。
金曜と月曜の下げから、今が底だと勝手に決めないことが重要ですね。これは個別株にも言えますが、下手に下げている株に手を出すとやられます。長期投資だからというのは、一部言い訳にも使われます。当然、バフェット氏のような投資家の場合は別ですが。
ただ、彼ほど企業を理解して投資できる人がどれほどいるでしょうか。時に短期の投資家でも、損切りできず急に長期で見てるからなどと、いう人がいます。これは危険なので避けましょう。
投資すべきタイミングは必ず来るので慌てず騒がずですね。底を勝手に決めない。サインが出るまでじっくり相場を観察しましょう♪