4月12日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経225は0.57%の上げ、マザーズは0.13%の上げで終了。ナスダックが少し苦戦しているので、マザーズは伸びにくい。
この日強かったのは商社ですよね、1日で勢いは終わらず、この不安定な相場の中であって素晴らしい決算の数字と、バフェット氏の後押し、配当など魅力的に映っているかもしれません。これまでは厳しい評価を受けてきたセクターだけに、動くときは強烈ですね。
その他は機械やエネルギー関連、鉄鋼や素材なども上昇。このあたりは前日も上げており勢いに乗って買われているのかなと思います。素材や鉄鋼を考えると、まぁ商社も素材の一種と考えても、景気敏感株かなと。
重要指標前の動きなので、予想としては調整のような動きで強気の売りも買いもないかなと思っていたところ、これらのセクターはしっかりした出来高。結構取引されており、強きなんだなと感じますね。
もしかすると、それ以外がむしろ投資怖くて避けられた結果かもしれません。ただ全体的には小幅な動きなので、そこは注意ですね。また、景気敏感株はピーターリンチ氏も言う通り永遠に持つというよりは、相場環境に応じてしっかり利確しましょうという事です。
この辺りの株はリンチ氏も語っており、通常の銘柄以上に儲けるのは難しいという事。業界の売り買いのリズムなどをしっかり把握しなければ、売られるときは早いので気を付けようと本でも書かれているので、その点は一応忘れずにいたいですね。
ただこの考えは今の相場環境を考えると全てに言えそうです。下げる時のスピードがかなり速いと感じるので、リスク管理を少し厳しくするなど、大損を避ける行動を忘れずに。もしくは、折角出た利益を守る方法を実践する事。細かなスライスなど、忘れないように♪