6月20日は日本株のみの振り返りですが、アメリカは前日休みでした。月曜の下げから火曜は小幅上昇、バフェット氏効果で商社が買われましたね。一方で保険関連は大手が材料あって下落、東京海上などが該当ですね。
バフェット氏はこれで8%程度を保有、最初に語っていた9%まで残り1%となりました。自社株買い、増配など同氏の好きな銘柄の1つですから、買われても不思議はないです。それに、国策では無いですが日本としても無くなったら困る企業。
同氏がアメリカに対していつも強気なのは変わらずですが、海外に投資するときは大きな材料、特に国から大事にされているセクターや企業に投資してますね。例えば台湾なら半導体でしたし、中国ではEV車の企業。日本では材料も持っている商社という事ですね。
商社は特に歴史もありますし、過去を見ても人気がそこまで上がっていない会社でしたから、注目されるのは納得。ROEも高いですし、船などとは違い、自分たちでも利益を一応は伸ばせる業態ですからね。
さて、この日は月曜の下落から一応は上で終了しましたが、セクターの多くはマイナスで特定の企業に支えられたもの。アメリカも小動きで、どちらかと言えばマイナスだった先物、今週は調整の動きかなという事で、確定の売りは仕方ないでしょう。
ここまで、あまりふるい落としも無かったですし、そろそろ起こっても不思議なし、というか自然ですよね。円安は方向変わらずで142円まで。この少し上に一応はラインがあるので、そこを超えると軽い動きになる可能性あり。日銀は急激な動きは警戒と話しており、円安自体は仕方ないというところでしょう。
まぁ日銀だけの判断では動けないでしょう、アメリカの許可は待っているはず。世界の銀行という事で、ここだけは今崩せないという判断か。海外ではまた利上げしていますが、日本は限られたそれが出来ない国です。
火曜日からはアメリカ市場も動くので、それを見つつの株価は動きになるか。今週は調整の動きになるという見方も多いので、日経もそれに沿うかどうか。まぁスピード違反に近い現状ですからね、一時停止して周りの動きを窺うのも相場では大事。小休止でも慌てないようにしましょう♪