11月20日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも上昇で終えました。金利の落ち着きが続きナスダックが最も上げていますね。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これも無事に増加しており6割以上。ナスダックが指数のわりに伸びないのは、決算などで明暗が分かれている企業があるからでしょう。スクリーニングしていても、デッドクロス中の銘柄もいくつかあるので、これは仕方なし。
今はシンプルにいいチャートの銘柄がそのまま強いという印象で、ネットフリックスやマイクロソフトなどがいい例。もちろんエヌビディアもいいですが、これは火曜に引け後決算なので意識した動きに。
そんな決算ですが、いよいよラスボスでしょう。期待値が高いだけに、大注目は引き続きガイダンスでしょうが、今回の数字も一応は気になるところ。中国関連の企業が受ける影響も出るでしょうから、半導体のないポートフォリオにも影響は出ると思います。
月曜なので特別材料がないので振り返りは少ないですが、加えて祝日や短縮取引があるので1日のボラは少し意識ですね。為替も気になるところで、ようやく金利に沿った動きかなと思います。市場の折り込みは早く、景気の後退を少し意識してますかね。
そうなるとハイテクが上げやすいですが、まださすがに早すぎる印象で、あわてる必要もないかと。振り返ればエネルギー関連の値動きもハッキリしてから1年は相場を作ってますしね。焦りは禁物です。
まだ小型ハイテクなどは昨年からの下落の影響がチャートに残っているので、その段階で投資するかどうかですね。自分としてはアリですが、資金管理は徹底したい。特にデットクロス中は突然売りが集まることもあり、ボラが激しくなることも。リスクを常に頭に入れて取引する必要がありますね。
とはいえ、相場環境は繰り返しですが悪くないです。金利の低下は株高になりやすいですし。あとはこれまでけん引してきたエヌビディアの決算でしょう。それを前にナスダックも高値圏で待っている状況ですから、いい数字であることを期待して待ちましょう♪
