8月8日ですが、7日のアメリカ株と8日の日経を振り返りながら、今後について簡単に書いていきます。アップルの決算後は下げが止まりません。自分も1日くらいは戻すかなと思いましたが、これが夏枯れで買う人が少ない。
この銘柄が大きく下がるチャンスはそう多くないので、ある程度落ちるまでは買うのを控えている人もいるでしょうか。6月初めの頃の下値か、5月終わりの窓開け前を目指すかが、最初の焦点でしょうが、目安あれば買いたい人も増えるはず。
まずはアップルの話をしましたが、やはりこの銘柄は避けて通れません。これは個人的に買いたいかどうかではなく、相場への影響が大きいだけに引っ張られるからです。アマゾンが上げても、アップルの下げのインパクトは大きい。ハイテクに対する弱気なムードがナスダックに大きく影響します。
思えば、半導体もパッとせず。台湾セミもだめ、クアルコムもダメで多くの半導体が崩れてしまったと。そこにスマホの売上も下がっているなどハイテクには悪い材料が出ました。今回良かったのがネット広告などで、アルファベットやメタが上昇。
期待で上げた数か月間、その期待が少なくても今回は裏切られたという一定の判断でしょう。まぁそんなすぐに利益は出ないだろうと思ってますが、期待が過熱していたのでそれを冷ますのが今。
今日は気になる材料が出まして、イタリアの話ですが銀行に対して課税ですね。内容ですが簡単に書くと、利上げで利益出ていたので、課税してその分を住宅ローンの救済に使いますと。一気に銀行株は下げ、恐ろしいなと思いつつ見てました。
銀行って、やはりモノを売るサービスなどとは違い、ある程度売上って決まっちゃうんですよね。それこそ政策などですが、それで利益出たら課税って、それも40%らしいので結構な大きさ。バフェット氏も銀行株はかなりポジション減らしてますが、こうした背景もあるのかなと。リスクとリターンが見合わないって印象ですね。
日本の場合は、まだ利上げすらしていないので該当はしないでしょう。UFJは個人的にも好きで、チャートを見るとかなり面白い動きなので、時間あればチェックしてほしいです。他とは違い、素人目にも調整しているのが分かります。
さて、市況の確認ですがアメリカの3指数はダウ以外が一応は下落トレンドです。ダウはまだ耐えています、これはアップルの影響がないのでね。アップルとマイクロソフトが強すぎて、この2銘柄が下落トレンド入りなので、当然のごとくです。
また、ラッセルも非常に弱い。個人的にチェックしているのがアップスタートですが、これが決算前に一気の利確、あまりにも上げた反動ですね、もう満足という事でしょう。
SOX指数もついに下落入りですね、まだスタートしたばかりなので、それが強いかは注視しています。ここまで市場を引っ張ってきた銘柄が半導体なので、なんとかちょっとの調整で終えてほしいとは思います。今や日経も影響大なので。
ドル円は引き続き円安トレンド、長期金利も上ですが、かなり限定されてますし、見た感じは落ちそうな動き。でも株も安いと。まぁ4月から7月前半まで上げてきた相場、一部の人が利確してバカンスしていると考えれば納得。
VIX指数も久しぶりに20いきそうですね。今年の5月以来という事で、ここでまた落ちれば株価は上昇していることでしょう。今が1つポイントの時期かなと思うので、無理なポジションは避けつつ、銘柄選びのタイミングと思います。
中長期で上げ相場、今は調整で押し目をつけて、その下げ幅が小さかった銘柄がかなりチャンスの可能性大なので。大手だと現状メタとか理解しやすいと思うので、そうした企業を探す時間にしましょう♪