1月24日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウ以外は上昇も、その幅はかなり限定的。金利が落ち着いている中での動きですが、ラッセルがマイナスになっていることも含めて、そこまで強くない印象。
今株価が上げるのは、材料のある銘柄のみ。例えば半導体、これは強かったと。金融系も強く、ウォッチリストを見てもわかる通り、チャートでも銀行などは強め。それからエネルギー関連もここにきて上げ始めています。これはトランプさん効果ですかね。
注目はネットフリックスで決算影響受け10%の上昇。ただ印象はそこまで良くないので、今後の動きに注目。かなりの上ヒゲですからね、そこまで相場も強気すぎない感じに変わっています。
それからテスラが決算で時間外マイナス。ここは最近、決算のたびに下げますね、ホルダーさんには買い増しチャンスと見るか、見限りとなるか。一度利確した時、そう遠くないタイミングで買い直しもあるかなと思ってましたが、これでまた遠のいたなと。
日本もそうですが決算への見方は比較的辛いですね。ガイダンス面なども厳しいですし、増配がダイレクトに買いに入ってこない印象も受けています。これは怖いですね、さすがに株価上げているので、ハードルも同時に上げているといった流れ。
アメリカ株は指数ほどの強さを個別からは感じません。上昇セクターに入れているかのみがカギであり、そうでなければ簡単に売られて資金が移っています。全体的に強い相場では全くないとみて良いでしょう。まずはラッセルの回復がカギ。ただし、テスラの下げでまた警戒感が増える可能性も。
調整局面かなと思います。今の株価上昇をけん引する半導体も、エヌビディアなどかなり上昇しており、ここが売られるフェーズでの資金の流れが気になるところ。今多少現金があっても慌てないようにしたいですね。