3月29日のアメリカ相場振り返りと、30日に向けた考えを書いていきます。まず振り返りですが、3指数は揃って上昇しました。やはりこの日もナスダックが強く、ダウはプラス0.97%に対して、ナスダックがプラス1.84%と大きく上昇。
QQQとSPYですが、この日はここ最近と比較すれば出来高ありました。やはり前半と後半で株価の動きが結構変わりますよね。寝る前に確認すると、上昇するも上値重たいように見えましたが、起きたら意外と上がっていると。これは前日も同じでした。
材料としては、ロシアウクライナ間の情報ですよね。停戦に向けた動き、一部軍の撤退などが報道され、買われる動きがありました。コモディティ価格が落ち着いたので、エネルギーや肥料、資源関連は下向きでした。
ただし情報がそれ以外にもありまして、逆イールドですね。米2年債と10年債の利回りが逆転、これが見られたことで、リセッション(景気後退)を意識した動きも一部あったと思います。
これは直ちに株価に影響を与えるものではないですが、不安要素であることは確実で、1~2年ほど後に影響が見られることが多いと言われます。この影響に関しては、プロの方たちの間でも意見が割れているようですね。
しかし景気後退の前にベアマーケットはおとずれるので、警戒しておくことは自分を守る意味でも重要でしょう。過去の下げ幅を見ると、11月からの下げとは比べ物にならないので、注意を払って損することは無いかなと思います。チャートに素直に対応しましょう。
30日の相場について。リセッションの話題も出てますが、まずはチャートに素直になって取引しようと思います。ビビりすぎて、上昇を見逃していくのも1つの失敗ではありますので。もちろん、大きな損失よりはマシですが。
これらも頭の片隅には入れて取引されているので、今の買いの動きは見ておきたいですよね。売り買いがあって出来高伴うので、動きとしてはしっかりとしたものになります。
ロシア関連については、ここから更に激しい動きがない限りは、ある程度マーケットは織り込み済みという感じ。エネルギー関連などは、多少の戻しを定期的に見せるかもしれませんが、大きく上がるかは微妙な感じですね。
スクリーニングをかけると、ツイートした通り新しい銘柄はエヌビディアやテスラなどナスダック関連が増えてきました。これは大きな変化だと思いますね、去年まで強かった銘柄が戻ってきているという事。
これらを先導している株も見られるので、どちらかと言えば、そちらを狙いたいなと言うのが考えです。テスラなどは、大きく下げた分、まだ個人的には買いにくいので。ワクワクする銘柄が増えてきた分、リスク管理には気を付けて投資していきましょう!