9月12日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず日経は上昇、3指数とも悪くない動きでした。前日のアメリカ株が上げていたので、それを受けて動いた印象。円安になったのは、今のところ大きな影響は見えません。
アメリカ株はCPI前の調整に近い動き。ただしアップルへの評価は厳しかったですね、新製品発表が行われましたが、市場の反応を見るに期待よりも弱かったと。まぁ革新的なものは個人的にもなかったかなと思います。ただ一方で、それでも売れそうなのは感じますが。
充電方式のみ話題でしたね。ケーブルについてですが、これは事前に流れていたし、プロでなければいけないという事で、そのあたりも少しガッカリ感あったのかなと。カメラはね、正直もうお腹いっぱいなのかなと。
他の材料で言えば、原油高ですね。ダウが悪くないのは金利が上がっているからで、銀行やエネルギー株が良い動きしているのも要因でしょう。ナスダックには当然悪く、この日の下げは納得です。アップルだけが理由ではないという事ですね。
CPIが1つの答え合わせになるでしょうが、ここはまだそれほど影響受けていないのかなと。怖いのは来月以降で、インフレ再燃となればハイテクには脅威。FOMCにも焦点はいくでしょうが、まずは数字からですね。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、相当少ないです。指数は悪くないけど、実体の株価は悪い、この乖離はやはり良くないです。ナスダックは3割前後、S&P500も35を切りましたので、全体的に弱い。もちろん、50日線前後で動いている銘柄もあるでしょうけどね。
つまりは、調整の動きという事で、このごく一部の良い株を狙い撃ちするか、様子見をするかの選択ですね。慌てる必要はなく、さらに下がっていく可能性を考えると、そのリスクをとる理由はないのかなと思うのが、素直なところ。
まだ相場が良くなれば、残りの7割くらいの銘柄も上がってこれる余地があると、余裕の構えで見ているのが良いと思います。その余裕は、自分の現金比率によって生み出されるので、キャッシュイズキングです。今投資10割の人は、余裕ないですから。手元に資金持って、時が来るのを待ちましょう♪