4月12日のアメリカ相場の振り返りと、13日に向けての考えを書いていきます。まず振り返りですが、3指数は揃っての下落となりました。CPI後の動きは悪くなく、オープン後の2時間ほどはいい上昇でしたが。
終わってみれば売られましたね、3指数に大きな差はなく-0.3%前後と微妙な減少で終了。QQQやSPYを見てみると、QQQは少し嫌な終わり方で、出来高増えての下げ。とはいえ大きな差はないので、上値は重そうです。
個別で見るとまずはGAFAMですね。これは結構差があり、アップルは約1%の上昇でした。アマゾンはほとんど変化なし、その他が1%程の下げですね。テスラもプラスで終了、エヌビディア含め半導体関連は苦しいです。
コモディティ価格に関しては上昇が目立ちます。原油から小麦、金や銀などが上昇しました。ここまでの相場同様に、やはりこれらが上がっている時は、株は重たい動きになりますね。エネルギー株にはプラスですが、相場全体的にはダメージ。
13日の相場に向けた考えですが。CPI発表後の買いを見ると、やはり材料待ちの人は多そうだなと感じます。打診買いもあるでしょうね、ただし今回は弱かったというだけの事で。VIX指数を見ても、動きが定まらず引けにかけて戻ってきましたよね。
インフレ問題をどう考えるかですが、最初は予想通りで買われました。しかし40年振りの高水準という事実は変わらないので、市場参加者も半信半疑で取り引きとなりそうですね。その結果が今日の値動きかもしれません。
値動きが軽くなるためには、コモディティ価格の安定など好材料が出ることが必須でしょうね。例えば決算があるので、そこでいい数字は絶対に欲しいところ。厳しい目で見られるのは確定なので、リスクを軽くしておいて挑みたいです。
今日の動きからも強気の罠には最大限警戒したい。トレンド転換を示すほど強い動きはまだ確認できないので、相場の流れは変わっていないように思います。ここまで来れば決算待ちもあると思うので、強気の投資は我慢しましょう♪