11月29日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.01%の上げ、ナスダックは0.59%の下げという事で、ほとんど動きは見られませんでした。
日本もそうですが、本当に小動きですよね。材料のなさ、今後の多少の不安などが見られますが、もう12月相場に向けた動きは始まっており、アノマリー的には悪くないんですが。ただし最終損益の確定をする動きも当然あるわけで、素晴らしい上昇という可能性が高いわけでは無いと。
昨年までとの違いは、今年儲けが出てる人が少ないと。嫌でも損はあると思うので、12月でどう動くかは、個人的には読みにくいなと思っています。どうしようもないと判断された株は売られる気もしますが。
29日のナスダックに関しては、期待外れになりました。先物でも、オープン後もそこまで悪くなかったのですが。テスラなども最初は買われましたが、上がれば売りだという動きが強いですね、結局1.14%の下落で終了。
アップルはこの日も2%を超える下げ、ついに最後の砦にもダメージが来ているでしょうか。ここが下げる影響は大きいですね、相場のイメージにもなるので恐怖度の指標にも使えそうです。
気になるのは恐怖指数のVIXですが、ここは意外というかマイナスで終了。株は下げたが、恐怖も下げていると。ただし前日は大きく上げたので、それに比べると小さな下げなので一応恐怖の方が強いのかなと。
29日の日経も小動きですから、面白みは無いですね。買いでも売りでも大きな動きが無く、退屈かもしれません。これぞ調整というような動き、ただアジアが良かっただけに日本は弱く見えました。
ドル円の動きが影響しますよね。円安で買われる動きがハッキリ見えていたので、円高になりつつある今では、その買いも弱くなるのは仕方ない。
原油価格は大きな動き無し、年初からの上昇が始まる前の価格に戻りましたが、ここからどう動くかが気になるポイント。今発表されている指標などを見ると下げそうですが、減産などもありますからね。
XLEは上げましたが、ここ最近の下げを考えると強くはないのかなと。ただし原油価格の動きに比べると強いので、エネルギー関連株自体は現在悪くない動きに見えますね。まぁ下げ始める可能性もあるという状態ではありますが。
さて、スクリーニングをかけて銘柄探ししてますが、特にアメリカは少ないんですよね。強い動きを見せてくれる個別株も少ないなという印象。日本の方があるのかなと。また、投資しても動きが弱くなる場合も多いので、相場環境はそこまで良くないなと言う判断です。