この記事では、5月23日のアメリカ相場の振り返りと、24日に向けた考えを書いていきます。まず振り返りですが、3指数は揃って上昇。ダウは1.98%のプラス、ナスダックは1.59%の上昇となりました。
GAFAMは差がありますが、ここまで下がってきたアップルが4%程の上昇、マイクロスフとは3%近く、アルファベットは2%以上の上昇ですね。唯一アマゾンのみマイナスでした。テスラやエヌビディアも上昇しましたね。
ただし、半導体は弱い動きで、ブロードコムはマイナスでした。SOX指数も0.55%の上昇にとどまっているので、ショートカバーだけで明るい材料はないですね。
VIXは当然下がりました。28.44という事で、数字自体はまだ高いですし、材料1つでまた30を超える展開も考えられます。短期的には下落方向ですが、週足では上なので、短期的なトレードの方が良い成績になるかもしれません。
では、24日のアメリカ相場についてですが。まず気になるのはパウエル議長の発言がありますね。日本時間では1:20となっているようですが、時間が少し早いです。相場に与える影響は結構ありそうなので、軽視できません。
ここまで株価が下がったので、上げに来るという意見もありますが、インフレ退治に犠牲は多少仕方ないというような趣旨の発言もあるので、あまり楽観的には考えにくい。
なのであまり気を抜かずに、どちらに転んでも良いように対応していきましょう。一応発言までに時間はありますからね。利益が大きくあれば一部利確を、またはポジション調整ですね、しておくといいかも。ロスカットを入れておくなど、守備力上げていきましょう。