1月20日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1%の上昇、ナスダックは2.66%の上昇という事で2日間の下げを戻す形で終えました。いい終わり方だったなと素直に思いますね。
材料としては幾つかあると思いますが、まず大きな指標が出ないという事で安心の買いもあるかなと。それから特にナスダックですが、ネットフリックスの決算が良かったことも1つあるでしょう。これまで辛い時期が続きましたが、ようやく報われるかなと。
成長鈍化で売られ続けたこの株ですが、底堅い動きは最近していました。今回は期待が少し上がった中でしたが、それでもそれを上まわる数字を発表、目立つのは新規加入者の増加が予想を大きく超えていましたね。後は利益面でも、ドル安が少し進んだことで圧迫が収まったと。顧客単価の増加が利益にとても影響しています。
その他はアルファベットのレイオフ報道ですね。解雇で株価が伸びるのも少し可哀そうに見えますが、アメリカでは循環がよく、ツイッター騒動でも書いた通り珍しい光景ではないので利益面などで数字が良くなることが期待され買い。
注目企業が上昇したことで、買いが加速した形ですね。巨大テックでレイオフが報道されていないのが、これでアップルのみになりますか。
日経はこの日上昇、ドル円の動き次第で変わる相場なので為替を見ればある程度予想が出来るチャートになっていますね。この日だけでなく、その後のドル円が黒田さんの発言で大きく動き日経先物が素晴らしい上昇。
さすがにドル円も一旦最後は下げに行きましたが、十分と言えるほど円安に動いたため日経が買われる動きが見られました。アメリカ株の上昇は参考程度で、あくまでもドル円の影響とみてイイと思います。ただ、半導体の上昇は日経に影響ありますね。
さて、来週からはまたアメリカで注目銘柄による決算の発表。指標よりも一旦は個別の数字が注目されるので、期待や不安それぞれ含め注視していきましょう。ギャンブルはほどほどに、ある程度含み益があれば良いですが、いきなりのチャレンジは気を付けたいですね。