3月28日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.12%の下げ、ナスダックは0.45%の下げで終了。ナスダックに関しては続落ですが、値幅は少し落ち着いてきましたね。
新たな材料が出なければ、そろそろ買おうかなという動きも見られそうです。3指数を見ても実体がかなり小さくなりつつあり、上と下が調整のように。もちろん、ここから下落に行くという可能性はありますが、チャートからは一方的な下げはとりあえず終わったかなという感じがしますね。
ダウもナスダックも、下値を確かめようとしている動きに見えますね。ただし、セクター別の動きを見るとまだ全体的には上昇ムードではないので、ハッキリ方向が出るまで待つという投資手法なら、まだ買いは早いと。しっかり損切りでき、かつ短期間でのトレードを狙うなら、少し入って楽しむのもアリかなと。
ここから急落の緊張感は直ぐにはなさそうですが、経済を考えるとプラスではないと。しかし、そんな環境でも一時的に株価は上がるというのが面白さ。去年のような中でも利益を出せるのが魅力、問題は上昇相場よりもそのチャンスが少なく、待てるかどうかという事。
20年から21年なら、ある程度多くのタイミングで利益を出せました。それこそ、持っていればいつか上がるんだと言えたと思います。が、銀行株始め、それらは吹っ飛びました。銘柄選び、投資タイミング、資金管理など重要なポイントはいつもこういった厳しい相場が教えてくれます。
ミネルヴィニ氏のツイートなどで紹介されている通り、現時点でのアメリカ株は個別が弱い動き多い。50日移動平均線や200日を超えている株が3割以下だという事で、こういった数字が増えて来なければ、ごく一部だけが買われて、強い相場とは言えないでしょう。
もちろん、そういった銘柄を狙っていくのも1つあり。ですが、弱気は伝染していくので、とあるタイミングで突然大きく下げるケースもあります。それが目立ったのが2月後半から3月前半ですね。好調だった株の一部が一気に下げたりし、ネットでも少し騒がれました。
もちろん、その下げが一時的ですぐに戻した株もあります。が、重要なのはそういった不安定な動きです。そういった不安定な動きは、何度か繰り返した後に大きな下げを見せることがあります。マークリッチー2世氏がツイートしていましたが、シグネチャーもそういったチャートだったようです。
1度なら狼狽、ストップの重なりと言えそうですが、複数回あれば、それは何か原因があると考えてよし。そして、そういった銘柄のチャートの多くが、調整に時間がかかります。チャートを見た時に、何か気持ち悪さのような、違和感を感じれば他の銘柄を優先するのも自分はアリだと思いますね。
そういう点では、ナスダックなどの指数は落ち着いてきたので、やはり4月の中頃あたりは少し面白そうだと思います。今は急落が落ち着きだしたころ、もう少し横に調整して次のステージを。こういう流れを想定しています。
もちろん、材料1つで大きく動くので楽観視はしてませんし、だからこそまだ投資はしません。毎記事書いてますが、焦りは最大の敵で、投資は自分との勝負だと。周りがいくら稼いだとか、正直どうでもいいんですw
強いて言えば指数ですよね、これを越さなければリスクを冒して個別を買う理由がないので。それ以外はノイズ、自分だけが取り残されているという錯覚は捨てましょう。難しいですがね。安心してください、相場の多くの人は利益出ていませんよ♪