3月29日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1%の上昇、ナスダックは1.79%の上昇で終了。この日は水曜日ながら、あまり材料となる発表もなく、下げてきたため買いが先行。
半導体が引き続き強く、やはりAI関連などが買われている印象ですね。一方で、在庫問題などが変わってきたか、決算が良くなってきたルルレモンやオン、ナイキなどもチャートは良くなっています。ハイテクとリアルのダブルパンチですね。
ただ、どちらかと言えばハイテク優勢かなと。ナスダックのチャートが綺麗な動きで、小幅な動きからの調整を終えたかのような動き、ただしまだ抜けてはいないので、ここはもう1つパンチが欲しいところでしょうか。
個人的な投資判断としては、もう少し調整欲しい、出来高の落ち着きを待ちたいという事で見てはいますが、久しぶりにウォッチリスト追加来ましたね。もちろん、これが増えていけばいい相場だと判断できますが、やはり当初の想定通り4月2週目とか3週目かなと。
木曜日は変わって指標の発表やイベントがたくさん。その前に上げて良かったのかはこの結果次第ですが、イエレンさんの発言が怖いですね、なにせFOMC後に相場を大きく騒がせましたから。当然注目度は高いでしょうから、少し注意ですね、相場の引け前です。
原油先物は動き限定的、以前書いた73ドル前半で動いていますが、短期ではあるものの超えてきましたね。今はまた下げてますが、ラインで動いているのでどっちに動くかは怖い。上を見るなら、77後半から78中盤あたりかなと思いますし、それを超えるなら怖い事になりそう。下は67辺りを想定してますが、この間をしばらく動く可能性はありますね。
相場の落ち着きに伴い、ゴールドの動きも穏やかに。それでもチャートは強く見えるので、まだ大きな下げの印象は無いですね。2月の高値を下値に動いているなら、結構強いので相場に何かあればあっという間に伸びる可能性はありそうです。
さて、少し早く3月を振り返りますが何もできなかった月だなと。チャートを見ると、何もしなくて良かったなと思えますね。こういう相場を回避できる投資方法であると確認できたのが幸い。見直しもよくできたし、そういう意味では有意義でした。
1月2月と好調な相場だったので、3月で事故とはいえ大きめの調整。チャートも綺麗になれば、自然と投資対象が増えるのではないでしょうか。それを静かに待ち、慌てず淡々と投資していく4月にしましょう。もちろん、悪い材料が出なければの話ですが。