5月17日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経225は+0.84%でマザーズは+0.11%で終了。日経は3万円を突破するどころか、30100円付近で終了、ブレイクアウトの効果は凄いですね。
それでは、日本の投資家が儲けまくっているかどうか、これがそうでもないというのが悲しい事実です。まず決算相場なので、個別銘柄はボラが激しくなりがち。決算で動いた後、その反動などでも売り買いされ、まさに売っても買ってもやられる人もいるだろうと。
それから、まずマザーズは上がっていないので、その市場の銘柄は苦しい状況でしょう。これだけ下がってきて、日経お祭りで、マザーズは安定のそれ以下の推移、ガッカリ感は凄いですが、良い相場は悲観の中で生まれ、育っていくので悪いことでは無いです。
むしろ、日経のお祭りは大丈夫なのかと心配したい。これまでは、アメリカ株は一部銘柄のみの評価で動いていると言われていましたが、日本も変わらんと。17日の上昇銘柄数と下落銘柄数、下落の方が多いですからねw
そういう見方をすれば、健全ではないだろうと。セクター別でも半々くらいのもので、一部の影響力によるものと考えてイイでしょう。もちろん、決算相場なので明暗はっきりしていると言えばそうですが、これは長続きしない状況かもしれないと。
そんな中、ドル円を見てみると円安傾向ですね。これは日本株は買われやすい材料ですから、余計に進んでいきそうですがどうでしょう。短期の話をすれば、今投資するなら、明らかに淡々と買われている所に入り、ある程度の利益で満足して利確と。
これが良さそうですね。淡々とと書いているのは、一気の上げはボラが激しく推奨できないという意味です。ストップ高、ストップ安の銘柄は値動き激しいので、おそらく精神的にもキツイく感じると思うので、あんまり。もう、お祭りが始まると投資ではなく、投機筋だけが入り始めるので。
商社とかファストリとか、少し不安はありますがUFJとか、この辺りは地味に見えますが淡々と上げているいい銘柄なので、この辺りは、今の避難先にも見える日本市場の中でも買われていると思います。もし持て余している一部資金があれば、少し入れてみるといいでしょう。
いきなり多額のマイナスとはなりにくい、精神的にも比較的楽な銘柄になります。この精神的という部分、投資していると想像しているよりも重要ですよ♪