1週間の振り返りですが、絶好調の日経でしたね。アメリカの先行き不安含め、ドル円の動きなどからも日経が買われる相場でした。めでたいなと言いあっているのかなと思いましたが、実はそうでもなかったわけですが。
その日経ですが、例えば好調に見える金曜日も値上がり銘柄数はそれほど多くない。これ続いてますよね、アメリカがこれまで一部が上がっただけと言われてましたが、まぁ日本も変わらないなと。
それもそうで、投資しているのが海外投資家だという事で、上がっている理由を考えれば、似た相場になるのも納得と。マザーズを見ると、明らかに好調では無いです。もみ合いではありますが、比較すれば圧倒的に弱い。日経の動きに勝っているのが2割程度らしいので、強くない。
プライムでも個別では半々くらいらしいので、勝利銘柄は限られていますね。海外でも知られていたり、歴史があり倒産しにくい会社、安定しており増配などが出来る会社などに、長期目線か投資される傾向。つまり成長力にはそれほど期待されてませんかね。
ドル円ベースの日経平均を見ると、コロナショック前に戻った程度のレベルで、我々が見る日経の動きとは印象が変わりますね。つまり、低いところからの戻しに過ぎないというのが、海外からの評価でしょう。PBR1倍割れをなくせ、この声も響いているかも。
アメリカは揉み合いも、ナスダックは嫌いじゃないですね。木曜の上げで一応は上を目指していますし、その反動の小さな下げ、調整が金曜だったと考えれば、それほど弱くない。
恒例の50日移動平均線以上の銘柄数ですが、50前後なので半々。丁度いいところで材料待ち、次の動き待ちという事で、投資したくなる銘柄がチラホラ出て可笑しくないチャートの多い状態かなと思います。
ただ、焦ることは必要なく、VIXを見てもまだ楽観視が続いているので、何かキッカケあれば瞬間的に大きな下げは見せる可能性ありです。あまり織り込んでいないでしょうからね。
大事なのはもしもの時のための準備。いきなり全額投資ではなく、リスク管理していれば、実はある程度どのような相場でも生き残れるので、それを忘れずに。ゲームオーバーにならない範囲で、それならじっくり投資していきましょう。無理は禁物、命大事にです♪