5月17日のアメリカ株と、18日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは+1.24%でナスダックが+1.28%で終了。良いですね、もろもろの不安材料で下げた分の戻しと見るでしょうか、一方的な下げも材料なし。
日経225は+1.6%でマザーズが-1.11%で終了。素晴らしいですね、この差は中々見られないほどで、1日単位ではアメリカでも見られますが、ある程度の期間でチャートがこれほど変わると驚くほど。
とりあえず、日本の成長を買われているわけではないと判断していいでしょう。成長株が買われず、あくまでも資産の一時保管所のような存在。また、プライムであっても買われているセクター、もしくは企業は限られるようで手放しで喜べない。
ドル円ベースの日経チャートを見ると、自分たちが普段見る日経のチャートとは違った景色が見られるので、この動きも納得が出来るかなと思います。ですが、やはり個別の動きを見るに、まずは潰れない事、そして大きな成長ではなく、安定を買われている。増配できる企業選びも、そういった狙い込みですからね。
米国株については、スクリーニングしてみると、ヒットした多くの企業が、業績がマイナスの会社、つまり利益が出せていないところが結構ありました。これらは21年の利上げから、22年にひたすら下げていた企業が多くあり、例えばユニティーとかもそうですが、買われています。後はアップスタートなどもですね。
順調に見えるのはAI絡み、これは引き続きで半導体など。安定も悪くないですね、マックやアップル、コーラやマイクロソフト、イーライリリーなど。特にイーライリリーは凄いですね、もうずっと勢い止まらずです。
もう銀行も素直に信用できない時、潰れる可能性のある会社にお金を入れる事の危機感を、すっかり覚えたのではないでしょうかね。銘柄を見ても、やはりバブルはある程度終わり不安感が出ている気がします。
ですが、一気の下げもないので、まだ下げ相場が終わっていないとも思えます。過去と全く同じ動きをすることはないものの、似た動きはほぼ必ずあると言いますから、過去を見ると、もう1度は下げがあると思います。
まぁですが、ルール通りに投資するだけですね。しっかりロスカット入れる、銘柄選びをする、これらのルール、規律が最終的にお金を守ることに繋がるので、しっかり設定しておきましょう♪